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日野学園で「開校10周年記念 日本舞踊公演」

更新日:2015年11月6日

日本舞踊、扇子による表現を学習
礼儀の所作を学ぶ扇子の使い方を学ぶ6年生による「さくら」の振り付け連獅子のフィナーレ舞台終了後のお礼の言葉退室する児童を送る出演者
区立小中一貫校日野学園(東五反田2-11-1)で、11月6日(金)「開校10周年記念 日本舞踊公演」鑑賞と学習が行われました。

同学園は、区内最初の小中一貫校として平成18年(2006年)に開校。本年は10周年に当たることから様々な記念事業を行ってきました。日本舞踊公演もその一つです。文化庁主催の「文化芸術による子供の育成事業」の巡回公演事業を活用したもので、文化庁が選定した文化芸術団体が学校へ赴き巡回公演を行ったものです。公演団体は、公益社団法人日本舞踊協会、演じられたのは、長唄「連獅子」です。「連獅子」は、獅子が生まれてきた子どもを谷底に突き落とし、自分の力ではい上がってきた子どもだけ育てるという中国の話を本にした踊りです。

本日の本公演に先立ち、9月17日には6年生を対象に公演に関するワークショップを開催しました。事前に踊りの実演指導や鑑賞指導を行うことにより、本公演がより効果的になることを目的に実施したものです。

さて、公演当日。普段、体育の授業等で使っている体育館が見違える程、素晴らしい日本舞踊の舞台に変身していました。会場となった体育館には1年生から6年生まで約550人の児童が集合。最初に、「はじめての日本舞踊」として、基本的な動きを全員で学びました。立ち座り、お辞儀などの礼儀作法から始まり、すり足や足拍子といった動作を体験学習しました。

そして、いよいよ「連獅子」の鑑賞です。皆、初めての経験でしょうか、唄や三味線といった長唄、太鼓や笛といった鳴物に合わせての舞踊に児童たちの目は釘付けになっていました。

途中、休憩を挟んで後半です。全員に扇子が配られ、扇子を使った様々な舞踊表現も体験しました。引き続き、各楽器の紹介も行われました。最後は、いよいよ「連獅子」のクライマックスです。生の迫力ある演奏をバックに紅白の長い毛を振りまく獅子の迫力ある踊りに、鑑賞する側も興奮気味の様子です。

ワークショップや最初に基本的な舞踊表現を事前学習していることから、児童たちは、演者のすっと伸びた背筋、軸の通った動き、なめらかに弧を描く動作等の日本舞踊の基本的な「所作」の中から、日本の美を感じるとることができたようです。

「連獅子」を鑑賞した6年生の伊東龍輝さんと川上文香さんは、「日本舞踊を鑑賞するのは初めてです。難しかったり、大変だったりするだけ、鑑賞する方も楽しいと思いました」「実技体験をして、日本舞踊は季節の踊りとかも現していることが良くわかりました」と余韻覚めやらぬ様子で話してくれました。