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高台団地の整備完了 宮古市「田老まちびらき記念式」開催

更新日:2015年12月3日

整備された高台団地
式典住宅建築が始まる高台団地工事中の保育所サケのつかみどりアワビとりみゃっこ隊の模擬店
岩手県宮古市田老地区で高台移転団地の完成を記念した「田老まちびらき式記念」が11月22日(日)、田老地区土地区画整理事業区域内の特設会場で開催されました。この式典は、宮古市の主催で行われ、地域の住民ら約300人が参加しました。

田老地区では、高台への移転としては岩手県内で最大規模の三王団地(約25.5ヘクタール)が計画され、海抜40~60メートルの丘陵を切り開いて住宅用地161区画と公園などの公共用地を造成。自力再建を急ぐ人には土地を引き渡し、一部建築工事も始まりました。また、一部の災害公営住宅も完成し、入居も始まっています。

式典で、山本正徳 宮古市長は、「平成23年3月11日、あの寒く暗い夜を忘れることはできません。今日で1,717日目を迎えました」と当時を振り返りながらも、「全ての高台団地で住宅建築が可能になり、8割を超える災害公営住宅で入居を開始しています」と、一歩ずつ復興に向けて前進していると話しました。そして、「復興は道半ばです。立ち止まっている余裕はありません。これからも、着実に、一刻も早く前進していきます」と宣言。「宮古市は必ず復興します。宮古市に住んでいることを誇りに思えるまちを、ともにつくり上げていきましょう」と、更なる復興に向けた強い決意を語りました。

同会場では、「鮭・あわびまつり」も開催され大勢の人でにぎわいました。田老で捕れたサケを使った串焼きや、サケのつかみ取りには行列ができていました。また、アワビとり体験も行われ、子どもたちは、自分の背丈よりも長い“カギ”と言われる道具を使いながら夢中になっていました。

また、区の若手職員ら有志で結成された復興支援ボランティア組織「みゃっこ隊」のメンバーも会場を訪れ、イカ焼きの模擬店を出すなど、復興支援を行うとともに地元の方々との交流を深めていました。

品川区は、「目黒のさんま祭り」が縁で、宮古市と平成14年から災害時相互援助協定を結んでいます。東日本大震災発生後、区や商店街で多くの救援物資や義援金が集められ同市へ送るなど、復興支援を続けています。