「健康大学しながわ2015」~探求テーマ発表会・卒業式~

更新日:平成27年12月12日

Teamホタルの発表
矢野品川保健所長のあいさつSKY11の健康運動S1グランプリの発表発表を聞く企画運営委員卒業証書を受け取る卒業生卒業生のお見送り
健康大学しながわの第7期生11人が12月11日(土)、品川保健センター(北品川3-11-22)で卒業式を迎えました。

健康大学しながわは、受講する区民が、健康について総合的に学び、それをもとに地域で様々な健康づくりの活動を展開していくことを目的に、平成21年度に開校しました。学長は濱野区長が務め、受講者は「公開講座」「健康探求講座」「コミュニケーション講座」「運動講座」の4つの講座から、地域で健康づくり活動を展開するために必要な知識を系統的に学びます。

はじめに、学長代理の矢野品川区保健所長が「健康は地道な努力が大切で、すぐに作りあげることはできません。これからは、地域で健康増進活動を進め、区民の“健康長寿”を実現させるために、学んだことを周囲に広めてください」とあいさつしました。

続いて、卒業式を前に、第一部として「探求テーマ発表会」が行われました。第7期生は6月に入学し、およそ半年の間、学習しました。この日は、3つのグループに分かれ、日常生活の中で効果的で簡易な運動や余りものを使った健康アイディアレシピの紹介、ホタルをツールにしたコミュニケーション形成など、それぞれ趣向を凝らした学習成果をアピールしました。

【探求テーマ発表会のグループ名とテーマ】
 1.SKY11「抗重力筋を鍛える11の運動」(運動)
 2.S1グランプリ「健康レシピコンテスト開催を目指す」(食)
 3.Teamホタル「ホタル飼育の応援で地域連携」(コミュニケーション)

さらに、健康スポーツ学科で地域における健康づくりや健康増進計画の策定と推進の支援で活躍している東洋大学の齊藤恭平教授が講演し、「健康づくりは、個々の能力と環境、特に人間関係が大切です。世代や分野を超えて積極的に人や地域とつながっていくためには、自分たちで団体を立ち上げるだけでなく、既存の団体を支援していく発想も必要です。大きな夢を描いて活動に取り組んでいってください」とエールを送りました。

第二部では卒業式が行われ、卒業生は、品川保健センター 太田所長から卒業証書をしっかりと受け取りました。健康大学しながわ企画運営委員を代表して若松さんが「これからも講座やイベントに参加したり、私たちと一緒に健康について学んだことを区民へ還元することで、区民の健康長寿に取り組んでいきましょう」と卒業生のこれからの活躍に期待を膨らませた。

卒業生は、一緒に学んだ仲間や地域の人々と共に、今後は自主的に健康づくりの輪を広げるための地域活動を行っていきます。