品川区教育フォーラム 開催

更新日:平成28年2月20日

教育フォーラム全体会会場の様子
会の冒頭あいさつする濱野区長講演する早稲田大学 鎌田総長中島教育長と木岡教授のトークショードリームジョブ(小中一貫校八潮学園)産業技術高専の先生によるモノづくりの授業八潮学園の学校紹介
品川区教育フォーラムが2月20日(土)に開催されました。

フォーラムでは、全校一斉の公開授業、各校でのスクールプロモーションの披露と、きゅりあん(東大井5-18-1)での全体会・分科会が行われ、公開授業に地域の方など約14,000人、全体会には全国から約650人が参加しました。

品川区では、平成18年度からすべての区立学校において、区独自の教育要領に基づく小中一貫教育を実施してきました。このフォーラムは、小中一貫教育実施10年を節目として実施。全国に先駆け、学校選択制をはじめとする様々な教育施策に取り組んできた“品川区の取り組み”が発表されました。

各学校では、特色ある授業の様子が公開されたほか、児童・生徒がスクールプロモーションで自校をアピール。スライドやパワーポイント、展示物を使った発表に、来校した保護者や地域の人は感心して聞き入っていました。

全体会の冒頭、濱野区長が「教育における自治が、義務教育学校の法制化により一歩前進したと思います。このフォーラムによって、区が独自で行ってきた小中一貫教育や保幼小連携、学校選択自由化などの取組が全国の皆様に理解され、より広がる機運となればと思います」とあいさつ。その後、早稲田大学 鎌田総長が「教育再生実行会議が目指すもの」と題して講演を行いました。

また、中島教育長と大学教授、区立学校長、学校地域コーディネーター、PTA関係者によるトークショー「品川教育ルネサンス For the Next Generation」が、三つのテーマで展開され、参加者が熱心にメモを取る姿が見られました。

さらに分科会では、英語や特別支援教育、学力向上ICTなど、さまざまな実践事例が発表されました。