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青少年育成者研修 食物アレルギー講演会

更新日:2016年2月26日

投薬方法の実演
講演会重症時の対応マニュアルと薬のサンプル
青少年育成者研修 食物アレルギー講演会が2月25日(木)、荏原第五区民集会所で開催され、青少年委員、青少年対策地区委員、児童センター職員など37人が参加しました。

今回の講演会は「知っておきたい食物アレルギー」と題し、「品川食物アレルギーの会」前田代表からの紹介で、小児アレルギー疾患が専門の昭和大学医学部 清水助教が講師を務めました。

食物アレルギーの児童がクラスに1人はいるほど、身近な問題になってきたことを指摘したうえで、食物アレルギー反応のしくみや食物アレルギーに対する誤った認識などを説明。年齢とともに食べられるようになる食品もあるため再評価する必要があり、また、血液検査・皮膚テストだけではなく食物負荷試験によって除去する食品を必要最低限にすることが重要だとの話がありました。

食物アレルギー症状が出た時の対応方法については、意識低下や血圧低下などの重症時には、体を横にして足を高く保ち、大腿部にアドレナリン自己注射薬(エピペン(R))を投与することを紹介。人形を使って、実際に投与する手順を実演しました。

普段、地域の子どもたち向けにキャンプや料理教室などを企画・運営している参加者たちは、熱心に講師の話に耳を傾けていました。質疑応答でも多くの発言があり、食物アレルギーの発症に食べ合わせは関係ないこと、食品に触れただけでアレルギー反応が出ることもあること、医師から処方されていない人にはアドレナリン自己注射薬を使用しないことなどを確認し、更に知識を深めていました。

東日本大震災の際は、食物アレルギーが原因で、備蓄や支援で届けられた食糧を食べられなかった子どもたちが、わがままや好き嫌いで食べないのだと誤解された問題も報道されました。品川区では、災害時用の備蓄食糧に食物アレルギー対応食品も取り入れています。