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車いすテニス全日本女子の二條選手が荏原第一中学校で特別授業を実施

更新日:2016年3月2日

二條選手と車いすテニスを体験する生徒
車いすテニスの試合の動画を視聴二條選手によるデモンストレーション車いすテニスを体験する生徒二條選手に質問する生徒テニス部の生徒と記念撮影背面キャッチにチャレンジするテニス部生徒たち
「車いすテニス選手による講話と実技」の特別授業が平成28年3月1日(火)、平成27年度オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定された区立荏原第一中学校(荏原1-24-30)の生徒を対象に行われました。

今回、講師を務めたのは車いすテニス ワールドチームカップ全日本女子の二條 実穂(にじょう みほ)選手(所属:シグマクシス)と、中澤 吉裕(なかざわ よしひろ)全日本チーム監督の2人。同校ソフトテニス部の用品で使用しているメーカー株式会社ルーセント(千葉県)の紹介がきっかけで実現し、同校の体育館を会場に7年生176人が出席しました。

はじめに、動画で車いすテニスの試合を全員で視聴しました。中澤監督が「2バウンド以内で返球すること以外は、コートの大きさ、ネットの高さを含め健常者テニスと全く同じです」と説明。
二條選手と中澤監督によるラリーのデモンストレーションが披露され、男子生徒2人も、実際に車いすに乗ってチャレンジ。ラケットの届く範囲では上手にレシーブできても、少しボールが離れると、車いすを思ったようには動かすことができずレシーブができなかったため、二條選手の動きの俊敏さを再認識していました。

講話後、生徒や先生から「プレー中に考えていることは何ですか」との質問に、二條選手は「あきらめないこと。試合中に不利になっても、多くの方に支えられテニスをしていることを思い出し自らを奮い立たせています」とし、自ら下半身不随となった時の心境を振り返り「今まで出来ていたことが出来なくなりつらい思いをしました。でも、家族や仲間がいたので乗り越えることが出来ました。皆さんも周りでつらいことに直面している人がいたら、助けてあげられるような人になってください」と話しました。
最後に、「2020年には海外から多くの方が来ます。多くのコミュニケーションがとれるよう英語を含め勉強を頑張ってください」と生徒にエールを送りました。

放課後には、都立小山台高等学校(小山3-3-32)のテニスコートに会場を移し、硬式テニス部とソフトテニス部の計14人への指導も行われました。
サーブ練習に続き、目・手・頭を連動させる練習として、テニスボール2個を同時に投げてもらい、2個両方をキャッチしたり、上空に投げたボールを背面でキャッチすることにもチャレンジしました。
中澤監督は「ボールを打つことだけが練習ではありません。両方とも自分の運動パフォーマンス向上につなげる大切な練習で、今の時期に行うことが大事です」と話しました。