東京サラヤ株式会社で「災害時一時滞在施設開設訓練」を実施

更新日:平成28年4月13日

のぼり旗設置
開設前の会議室エリア会議室のパーテーションを外し開設準備を行う社員100人が一時滞在できるエリア無線で連絡を取る社員施設の点検集合写真
災害時一時滞在施設開設訓練が4月13日(水)、区と「災害時における民間事業者施設の使用及び応急衛生管理物品の優先供給に関する協定」を締結している東京サラヤ株式会社(東品川1-25-8)で行われ、社員15人が参加しました。

 同社は、平成26年5月に区内初となる災害時一時滞在施設開設訓練を実施して以降、毎年レベルアップした訓練に取り組んでいます。

 今回は、区内で最大震度6強の地震が発生し、4時間後に品川区災害対策本部から一時滞在施設開設依頼を受けたとの想定で訓練を開始。1階の3つの会議室を仕切るパーティションを収納し、約100人の受け入れが可能な一時滞在施設を開設しました。また、施設の安全確認、物資の準備のほか、普段から交流のある旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会の4人を帰宅困難者として受け入れるなど、実践に即した訓練を行いました。

 訓練後、意見交換を行い、同社の山田 総務部長は「実際の災害時には、今回訓練を行った社員が全員いるとは限りません。他の役割も理解し、どの役割もできるようにしてください」と講評を述べ、訓練を継続することの大切さを訴えました。