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しながわ学びの杜特別講演会「自分という人生の長距離ランナー」

更新日:2016年7月28日

増田明美さん
講演会講演をする増田さん拍手をする観客
平成28年度しながわ学びの杜特別講演会が7月27日(水)、スクエア荏原(荏原4-5-28)で開催され、約240人が参加しました。

 この特別講演会は、平成27年度にこれまでの生涯学習事業を統合・体系化した「しながわ学びの杜」を多くの方に知ってもらい、生涯学習のきっかけになることを目的に、区が開催しています。この日、会場内には、区と連携して講座を行っている区内大学などによる、学びに関する情報の展示コーナーも設けられました。

 今回、講師を務めたのは、スポーツジャーナリストで1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン日本代表の増田明美さん。「自分という人生の長距離ランナー」と題して、自身の経験をもとに、時折ユーモアを交えながら講演を行いました。

 増田さんは、途中棄権に終わったロサンゼルス大会を振り返り、「心の弱さ」「人としての未熟さ」に負けたと表現。帰国後、心ない言葉にショックを受けたことや励ましの手紙に勇気付けられた経験から、「人を傷つけるのも手を差しのべるのも“人”」と話しました。その後、途中棄権のまま終わるのではなく、ゴールまで行こうと決意し、4年後、フルマラソンに再挑戦。当時のレースを「とにかく楽しかった」「一番いい思い出」と振り返りながら、「弱い自分を卒業することができた」と話すと、会場からは自然と拍手が起きていました。

 そして、来場者に向けて「何かにチャレンジするとき、失敗するかもしれないとは思わないで。挑戦する気持ちが大事。すべてが栄養になる」とメッセージを送り、講演を締めくくりました。降壇する時にものまねを披露したり、講演会終了後、会場出口で一人ひとりにあいさつをしたりと、来場者は増田さんの人柄にも触れることができ、皆さん笑顔で会場を後にしていました。