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しながわ防災学校「家庭・区民(小学生・中学生・高校生)コース」開講
更新日:平成28年8月3日













しながわ防災学校の家庭・区民(中学生・高校生)コースが8月3日(水)、しながわ防災体験館(品川区防災センター2階)で開催され、区内の中学生4人が受講しました。
「しながわ防災学校」は、防災区民組織、事業者、区民のための学校。品川区災害対策基本条例に示す“努め”に応じて、災害の予防・応急・復興対策においてそれぞれどんな“役割”を果たすのかを知り、各対策活動を実践できるようにするとともに、地域の活動の中心となる“しながわ防災リーダー”を育成し、地域防災力を向上させることを目的としています。カリキュラムとしては、対象者別に設定された「防災区民組織コース」「事業所コース」「家庭・区民コース」の3コースのほか、災害対策上の各種テーマを設定したテーマ型研修「防災カフェ」、実践力向上のための現地研修「地域実践コース(地域への出前研修)」を実施します。
今回は、災害対策に必要な知識、個人の初動対応、家庭で取り組むべき対策などを学習・体験する「家庭・区民コース」のなかでも、中高生向けの内容で開催されました。授業では、各参加者に自宅周辺の地図が配布され、防災地図で周辺地域の危険性や、自宅から一時(いっとき)集合場所、避難所までの避難経路などを確認。また、アルファ化米の試食や、しながわ防災体験館の施設を利用して要配慮者の避難誘導、初期消火、応急救護の体験も行いました。
地域で防災活動を行うことの重要性をテーマにしたグループワークでは、「日ごろから挨拶をする」「防災活動に参加する」「ボランティア活動をする」「備蓄をする」など、平常時と災害時でどのような活動が必要か、みんなで意見を出し合っていました。授業の最後には、講師から「積極的な参加が地域のためになる。若い力を地域のために使ってください」とエールが送られ、約4時間のカリキュラムが終了。
参加者は「自分の地域は高齢者が多く、手伝うことがいっぱいあるので、チャンスがあれば、災害時にリーダーとして活躍したい」と感想を話すなど、若き“しながわ防災リーダー”としての自覚が芽生えた様子でした。
また、午後からは小学生向けコースも開催され、小学生16人と保護者13人が参加しました。参加した親子は、地震体験車で震度6強の揺れを体験したり、防災マップ作成や自宅にある備蓄品を確認するなど、防災についての知識を学びました。他にもワークショップとして、新聞紙を折って非常用のスリッパを作ったり、アルファ化米を実際に作って試食するなど、夏休みに親子そろって自然災害から身を守る術を身につけた様子でした。
参加した6年生の女の子は「ハザードマップやアルファ化米のことなど、夏の自由研究の題材にしたい」と話し、2年生の男の子は体験したことをきっかけとし「近所のことを調べてみたい」と地域防災に意欲的でした。
「しながわ防災学校」は、防災区民組織、事業者、区民のための学校。品川区災害対策基本条例に示す“努め”に応じて、災害の予防・応急・復興対策においてそれぞれどんな“役割”を果たすのかを知り、各対策活動を実践できるようにするとともに、地域の活動の中心となる“しながわ防災リーダー”を育成し、地域防災力を向上させることを目的としています。カリキュラムとしては、対象者別に設定された「防災区民組織コース」「事業所コース」「家庭・区民コース」の3コースのほか、災害対策上の各種テーマを設定したテーマ型研修「防災カフェ」、実践力向上のための現地研修「地域実践コース(地域への出前研修)」を実施します。
今回は、災害対策に必要な知識、個人の初動対応、家庭で取り組むべき対策などを学習・体験する「家庭・区民コース」のなかでも、中高生向けの内容で開催されました。授業では、各参加者に自宅周辺の地図が配布され、防災地図で周辺地域の危険性や、自宅から一時(いっとき)集合場所、避難所までの避難経路などを確認。また、アルファ化米の試食や、しながわ防災体験館の施設を利用して要配慮者の避難誘導、初期消火、応急救護の体験も行いました。
地域で防災活動を行うことの重要性をテーマにしたグループワークでは、「日ごろから挨拶をする」「防災活動に参加する」「ボランティア活動をする」「備蓄をする」など、平常時と災害時でどのような活動が必要か、みんなで意見を出し合っていました。授業の最後には、講師から「積極的な参加が地域のためになる。若い力を地域のために使ってください」とエールが送られ、約4時間のカリキュラムが終了。
参加者は「自分の地域は高齢者が多く、手伝うことがいっぱいあるので、チャンスがあれば、災害時にリーダーとして活躍したい」と感想を話すなど、若き“しながわ防災リーダー”としての自覚が芽生えた様子でした。
また、午後からは小学生向けコースも開催され、小学生16人と保護者13人が参加しました。参加した親子は、地震体験車で震度6強の揺れを体験したり、防災マップ作成や自宅にある備蓄品を確認するなど、防災についての知識を学びました。他にもワークショップとして、新聞紙を折って非常用のスリッパを作ったり、アルファ化米を実際に作って試食するなど、夏休みに親子そろって自然災害から身を守る術を身につけた様子でした。
参加した6年生の女の子は「ハザードマップやアルファ化米のことなど、夏の自由研究の題材にしたい」と話し、2年生の男の子は体験したことをきっかけとし「近所のことを調べてみたい」と地域防災に意欲的でした。