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宮前小学校で有森裕子さんが児童と交流

更新日:2016年11月28日

大きな声を出して児童と一緒に走る有森さん
拍手の中、講演会場へ入場する有森さん「あきらめないこと」について講演する有森さん児童の前で講演する有森さん有森さんの講演を聞き入る児童講演する有森さんと児童たち講演終了後、退室する有森さん体験授業の前の準備体操校庭で「走ること」について指導する有森さん児童を指導する有森さん児童と一緒に校庭を走る有森さん有森さんの話を真剣に聞き入る児童児童の目線で話す有森さん
~有森裕子さんから「あきらめないこと」の大切さを習う~

 オリンピック・パラリンピック教育の一環として、オリンピアンと児童が交流する「夢・未来」プロジェクトが、平成28年10月13日(木)、区立宮前小学校(戸越4-5-10)で開催されました。
 同校を訪れたオリンピアンは、バルセロナ(1992年)で銀、アトランタ(1996年)で銅メダルを獲得した女子マラソンの有森裕子さん。講演と「走ること」についての実技指導が行われました。

 このプロジェクトは、東京都教育委員会と生活文化局が実施するオリンピアン・パラリンピアン学校派遣事業で、同校は平成28年度「夢・未来」プロジェクト実施校(品川区立では、3小学校、1義務教育学校)に指定されており、「身近にあるスポーツにさらに親しんでいく」「自己実現に向けての努力や困難に立ち向かう意欲を育成する」を実施目標にあげています。

 最初は「我慢・努力・メダル」と題した有森さんの講演です。全校児童157人に他、保護者や地域住民の方々、総勢約200人が、笑顔を絶やさず手振り身振りで軽妙に語りかける有森さんの講演を真剣に聞き入っていました。
 子どものころ、股関節に炎症があり上手に歩けなかったという有森さん。あきらめずに一生懸命頑張って、普通の人と同じように歩けるようになったといった自分自身の体験話から、何事にも「あきらめないことが大切」と児童に語り掛けました。
 また、マラソン選手としてリクルート時代に、当時の小出監督から「身体能力はない。素質もない。だが、何事にも”あきらめない”という心の能力は世界一」と言われ、ゴール目指して出来ないことはない、と練習を積み重ねたといった逸話を紹介しました。
 そして、「自分の目標に向かってあきらめずに頑張っている人がいたら、応援してあげてください。人は自分だけで生きているのではありません。自分が応援してもらうことがあります。そして、同じように頑張っている人を応援すること。このやりとりが人生で大切なことです」と児童たちにメッセージを送りました。

 講演の後は会場を校庭に移し、低学年と高学年に分かれて「走ること」の実技指導が行われました。有森さんは自ら模範となる走り方を披露しながら、「走るには足だけでなく手を使って身体全体のバランスを良くする事が大切」「練習では大きな声を出しながら走ると姿勢が良くなり腹筋を強くする」「大きく腕を振って、ひざを上げること」等、いかにしたら上手に走れるかを、実技指導を交えて児童に教えました。
 オリンピックのメダリストから直接指導を受けられる機会はめったにありません。スポーツをより身近なものにすると同時に、困難に立ち向かう意欲を育成するという、同校の目標は十分に達せられた楽しい体験教室になりました。

 最後に低学年の部では、3年生の小島大輝君と上坂隼人君があいさつに立ち、「僕は水泳を習っていますが、マラソンも得意で大好きです。今日教わったように“あきらめない心”を大切にして、マラソンと水泳を頑張っていきます」とお礼の言葉を述べました。