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天王洲アイルで「アール・ブリュット展」開催

更新日:2016年11月8日

高井さん
会場入り口テープカット会場の様子澤田さんの作品水谷さんの作品ファーストタワーの展示ポスター展示みどりの広場障害者福祉施設の展示
「アール・ブリュット展 in 天王洲」のオープニングセレモニーが平成28年11月7日(月)、天王洲セントラルタワー(東品川2-2-24)で開催されました。セレモニーには、品川区民のアール・ブリュット作家 高井知之さんと中川原副区長のほか、中川特殊鋼(株)、寺田倉庫(株)、東京モノレール浜松町駅、東京藝術大学の各関係者も参加しました。

 フランス語で「生(き)の芸術」を意味する「アール・ブリュット」とは、正規の美術教育を受けていない人たちが、独自の発想と方法によってつくり出した作品を表します。日本では、主に障害者福祉の分野から発掘されることが多く、作家には障害者が多く存在します。

 同展示会は、天王洲セントラルタワー1階と天王洲ファーストタワー(東品川2-2-4)1階で7日(月)~17日(木)の平日に開催されるほか、19日(土)には寺田倉庫「T-Art Gallery」(東品川2-6-10)で、作品展示に加えワークショップやトークイベントが開催されます。また、期間中は、スフィアタワー天王洲(東品川2-2-8)と東京モノレール「天王洲アイル駅」にバナー、ポスターを展示。各タワーに囲まれた“みどりの広場”には、都立品川特別支援学校や区内の障害者福祉施設の皆さんの共同作品を展示するなど、天王洲アイル一帯が“生のままの芸術”の世界に包まれます。いずれも入場無料。

 各会場には、日本全国のアール・ブリュット作家11人による作品 約90点が展示され、品川区民の高井知之さんも作品を出展しています。高井さんの出展作品は、丸い太陽、三角形の山や家が描かれ、カラフルな色彩が印象的です。これらの作品は、旅行先で見たものや展覧会図録の中で気に入った絵などをモチーフに、自宅でいつも決まった時間に描いているそうです。高井さんは、美術館めぐりが好きで、「お気に入りの画家は“ピカソ”」と話していました。母の尚子(ひさこ)さんは「息子はやさしさを100倍にして返してくれます。障害者は『心がやさしい』と言葉で説明しても本当に理解してもらうのは難しい。絵や演劇といった芸術活動を表現できる場を提供し、みなさんに見てもらうことが大切です」と思いを語りました。

 品川区では、区立の障害者福祉施設に毎月アートディレクターを派遣し、作家の発掘、創作活動の環境設定、施設職員へのアドバイスなどを実施するなど、障害者の芸術活動支援に取り組んでいます。11月17日(木)~20日(日)には「障害者作品展」を同時開催。品川区民ギャラリー(大井町駅前イトーヨーカドー8階)で、障害のある方が制作した書道・絵画・手工芸等の作品を展示しますので、ぜひお越しください。

 今後も福祉分野に限らず、障害者が、地域で当たり前に暮らすことができるように、誰もが相互に人格と個性を尊重しあい、人々の多様なあり方を認め合える「全員参加型の地域社会」の実現を目指し、様々な施策に取り組んでいきます。

【作品展】
会期:11月7日(月)~17日(木) ※12日(土)、13日(日)は休館
時間:午前8時30分~午後8時30分
会場:天王洲セントラルタワー、天王洲ファーストタワー
入場料:無料

会期:11月19日(土)
時間:午前10時~午後4時
会場:寺田倉庫「T-Art Gallery」
入場料:無料
催し:ワークショップ 午前10時~午後4時(参加費無料・予約不要)
   トークイベント 午前11時~正午(参加費無料・予約不要)

【障害者作品展】
会期:11月17日(木)~20日(日)
時間:午前10時30分~午後6時
会場:品川区民ギャラリー