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宮前小学校で京劇鑑賞 中国を代表する伝統演劇を堪能

更新日:2016年11月14日

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孫悟空と手下の子猿仙童役の児童たち桃を食べる孫悟空京劇に夢中の児童たち新潮劇院による京劇天兵役の児童拍手を送る児童孫悟空と二郎神の戦いお礼を言う5年生の児童
文化芸術による子ども育成事業として京劇鑑賞が平成28年11月11日(金)、区立宮前小学校(戸越4-5-10)で行われ全校生徒157人および保護者36人が中国を代表する伝統演劇を楽しみました。

 文化庁が実施する同事業は、一流の芸術団体が小・中学校などにおいて公演し、子どもたちが優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、子どもたちに発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成や芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的としています。

 今回、講演を行ったのは、日中文化交流の架け橋を担っている京劇団“新潮劇院”で、メンバーは本場中国の劇団で活躍した京劇俳優と、日本で京劇を学んだ日本人俳優です。京劇とは、日本の“歌舞伎”のように中国を代表する伝統劇で、ドラが鳴り響く中、派手なメイクと豪華な衣装で唄やアクロバット、立ち回りなどがあるお芝居で、「チャイニーズ・オペラ」とも呼ばれています。演目は「孫悟空 天界で大暴れ」で、西遊記で有名な孫悟空が三蔵法師と出会う前、暴れん坊だったころのお話です。

 はじめに劇団員によって、京劇の歴史や楽しみ方を児童たちに伝えました。児童たちは、京劇がお茶を飲みながら気軽に楽しめる演劇だったこと、舞台には人物だけが登場して背景などは観客が想像して楽しむこと、俳優の登場シーンや決めのポーズには拍手や「好(ハオ)」という掛け声をかけて俳優を応援することなどを教わってから鑑賞しました。

 京劇が始まると児童たちは、主人公“孫悟空”による豊かな表情や中国語の歌、棒術のアクションなどに自分たちの想像した舞台背景を重ね合わせ、物語の世界にどっぷりと浸かります。同校3年生の児童たち21人も「子猿」「天兵」「仙童」に扮して演者として舞台を楽しみました。五関校長も白塗メイクで登場すると会場からは盛大な拍手と笑い声がこだましました。
 児童を代表して5年生の三吉さんが「迫力のある演技とカッコいい技でとても楽しかったです。自分たちの学芸会でも格好良く演じたいです」と感想を話し、劇団員にお礼を伝えました。