五反田駅前で日野学園の生徒がサツマイモ掘り体験

更新日:平成28年11月15日

五反田駅前をきれいにする会に芋掘りを教わる
五反田花壇芋掘りサツマイモを探す生徒土から現れたサツマイモツタを切る生徒大きなサツマイモをGETたくさんのサツマイモを収穫
日野学園(東五反田2-11-2)の特別支援学級7~9年生13人が平成28年11月15日(火)、五反田駅東口駅前広場の花壇でサツマイモ掘りを体験しました。

 このサツマイモ掘りを企画したのは、「五反田駅前をきれいにする会」。同会は、天明の大飢饉(ききん)の際、サツマイモ(甘藷)で人々を救ったという青木昆陽が眠る瀧泉寺(目黒不動前)が近くにあることから、この場所でサツマイモの栽培を3年前から開始しました。栽培されているサツマイモは、ホクホクした食感の“紅あずま”としっとり甘みのある“紅はるか”の2種類。前年までは、同会を構成する町会や商店街などで収穫したサツマイモを分けていましたが、今回、初めてヒマワリの種まきでも交流のある日野学園を招きサツマイモ掘り体験を行いました。

 生徒たちは、手順の説明を受けた後、早速サツマイモ掘りを開始。葉っぱやツタをめくり、手で土を掘ってサツマイモが傷つかないように手さぐりで探します。土の中から大きく色艶がしっかりしたサツマイモが顔を覗かせると、生徒たちは大喜び。一生懸命に土を掻き出して、まさしく芋づる式にサツマイモを収穫しました。生徒たちは、持参した袋いっぱいに収穫されたばかりのサツマイモを詰めると満足そうな笑顔を見せました。

 サツマイモ掘りを体験した生徒は「大きなおサツマイモがとれて楽しかった」と言い、手に収まりきらないサツマイモを自慢げに見せてくれました。

 同会の伊与田会長は「今年のサツマイモは今までで一番の出来だった」とし、「日野学園の子どもの喜ぶ顔を見ていたら、これからも長く続けて五反田の名物にしたい」と地域の活性化に意欲をみせました。