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荏原四丁目町会 防災ワークショップ2016~「在宅避難」について知ろう~

更新日:2016年11月28日

品川栄養士会のワークショップ
スタンドパイプ格納箱参集したみなさんスタンドパイプ設置訓練消火器による初期消火訓練延焼シミュレーション耐震ストッパーの説明非常食レシピ試食会参加した子ども
荏原四丁目町会が主催する「防災ワークショップ2016」が平成28年11月27日(日)、避難所にも設定されているスクエア荏原(荏原4-5-28)で開催され、60人が参加しました。

 同町会は、平成24年度に東京都の地域防災力向上モデル地区事業に指定されると、町会員が協力して各家庭を回り、古くなった消火器の買い替えや家具転倒防止器具をあっせんするなどの取り組みを実施しました。その後、東京防災隣組にも認定。平成25年6月には、町会全域が初期消火可能な範囲となるように、消火栓があるエリアごとに7つのスタンドパイプを設置し、スタンドパイプによる初期消火訓練を繰り返し実践しています。

 今回は、午前10時に災害が発生したと想定し、各自最寄りのスタンドパイプ設置場所に集合。防災ボランティアを務める町会員を中心に、スタンドパイプの設置訓練やスクエア荏原までの避難誘導など、実地訓練からスタートしました。その後、参加者全員がスクエア荏原に移動すると、荏原消防署の指導のもと、訓練用消火器による初期消火訓練と心肺蘇生訓練を実施。また、「『在宅避難』について知ろう」をテーマに、講演会とワークショップなどが行われました。

 講演会では、荏原消防署が「延焼シミュレーションシステム」を使って、火災発生後から6時間、どのように延焼していくかを説明。参加者は、木造住宅が密集し道幅が狭い地域では延焼が早い一方、マンションや公園が延焼遮断帯になることを再確認していました。ワークショップでは、ライフラインが止まった自宅で避難生活を送る際に役立つ情報を紹介。非常用トイレ、家具転倒防止器具、感震ブレーカーなどのブースが設置され、参加者は体験しながら係員の説明を熱心に聞いていました。

 さらに、今回は初めて品川栄養士会が参加し、食べたら買い足すことで常に新しい非常食を備蓄する「ローリングストック」について講演したほか、ワークショップコーナーでは、栄養バランスを考えた非常食のレシピなどを紹介しました。実際に、アルファ化米(白米)と野菜ジュースで作った「ピラフ」、サバの水煮缶詰とトマト缶詰で作った「サバのイタリアントマト」、乾燥ほうれん草で作った「ほうれん草のおひたし」などの試食も行われ、「こんなにおいしい非常食は初めて」と参加者は舌鼓を打っていました。また、食材をビニール袋で混ぜた状態のまま提供したり、レトルトのカレーを冷たいまま盛り付けたりと、災害時を意識した工夫がされていました。

 同町会の市川 防災推進部長は「訓練を続けるなかで、避難所のスペースや設備に対する意見も多かったので、今回は、在宅での避難生活をテーマにしました」と話し、「品川栄養士会の方々の協力で、非常食について、栄養管理という視点や色々な味わい方を知ってもらえてよかった」と振り返っていました。また、三宮 総務部長は「幅広い世代に参加してもらえるよう、メニューや広報を充実していきたい」と今後の抱負を語りました。