第四日野小学校とザンビア共和国大使館職員が“グローバル給食”を通して国際交流

更新日:平成29年1月27日

ザンビア共和国大使館職員と記念撮影
ザンビア共和国大使館職員の話グローバル給食 中島教育長あいさつザンビア料理「シマ・ナ・クク」料理の説明みんなで一緒に“いただきます”グローバル給食で国際交流
学校給食を通じて国際交流を図る“グローバル給食”が平成29年1月27日(金)、第四日野小学校(西五反田4-29-9)で開催されました。

 区内に12カ国の大使館と4カ国の領事館があることから、区では、小学校と大使館との交流を図り、児童たちが東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、国際理解を深めるきっかけ作りとしてグローバル給食を実施しています。グローバル給食は、「食」をとおして児童と大使館職員がお互いの文化や習慣を学び合うために、日本食と各国料理を紹介する2回の構成で行われます。

 同校で昨年10月に行われた1回目のグローバル給食では、ザンビア共和国大使館(荏原1-10-2)の職員が同校を訪れ、「ふきよせごはん、いわしの漬け揚げ、もやしの甘酢煮、まめまめ汁」といった和食を児童たちと一緒に味わいました。
 2回目となる今回は、児童たちがザンビア共和国の料理を堪能しました。給食の前に、全校児童を対象に、大使館職員によるザンビア共和国を紹介する授業が行われました。普段は動物園でしか見ることのない、キリンやシマウマ、チーターなどが身近に暮らしていることに児童たちは驚きの声をあげていました。
 授業に参加した中島教育長は、「これを機会に世界友達プロジェクトに一層取り組んで行きましょう」とあいさつしました。

 授業の後はいよいよ給食。同校の4年生25人がザンビア共和国大使館のジム・シニェンザ公使参事官ら3人の大使館職員と昼食を共にし、交流を図りました。献立は、「シマ・ナ・クク(とうもろこしの粉をお湯と一緒に練った、ザンビア人の主食シマを添えたチキン料理)、キャベツサラダなど」。
 これらの料理は、12月13日(火)に同校の給食業務職員や給食調理業者のチーフらがザンビア共和国大使館の一等書記官、ビクター・ムンバ婦人から調理実習を受けて作られたものです。

 ザンビア料理を食べた児童たちからは、「おいしかった」「もう一度食べてみたい」「ザンビア大使館の職員に料理を混ぜて食べると教わって、やってみたらおいしかった」とみんな笑顔で感想を話してくれました。