大崎第二地区で「支え愛活動推進ワークショップ」開催

更新日:平成29年3月1日

助け合い体験ゲーム
新地域支援事業担当リーダによる講演座長あいさつ支え愛活動推進ワークショップの様子資料を読み込む参加者グループワークの様子まとめの発表の様子
「支え愛活動を推進するワークショップ」が平成29年3月1日(水)、大崎第二地域センター(大崎2-9-4)で開催され、支え愛活動会議のメンバー17人と地域支援員14人のあわせて31人が参加しました。

 今回のワークショップは、大崎第二地区支え愛活動会議の主催で、地域の実情を良く知っている方々が、自分たちの地域の支え合いについて改めて考えることで、支え愛活動をさらに深めることを目的に開催されました。区では、介護保険制度の改正により、平成28年4月から協議体の設置や生活支援コーディネーターの配置等、生活支援体制整備事業を進めており、11月には「地域の支え愛推進フォーラム」を開催しました。

 座長である加藤会長のあいさつに続き、(公財)さわやか福祉財団の高橋さんによる「生活支援コーディネーターと協議体の役割」をテーマに講演が行われました。高橋さんは「地域の支え合いの鍵は、住民主体の多様な助け合い活動の創出とネットワークづくりです」と説明し、活動を作り出すための3つのフェーズ「基盤づくり」「ニーズと担い手の掘り起こし」「助け合いの創出」や地域住民の視点で助け合うことの大切さについて、他都市の事例などを用いて解説しました。

 講演の後は、大崎第二地区生活支援コーディネーターによるゲームで助け合いを実際に体験。カードに書かれた困りごとを選び、助けてくれる人を探します。“困ったときはお互いさま”をキーワードとし、人を助けるだけではなく、自分も助けてもらうことが大事だということを参加者たちは学びました。

 最後にグループワークを行い、「大崎第二地区に住んでいて良かったこと、あったらいいなと思うモノ(こと)はどんなこと?」について各グループで意見を出し合いました。各グループごとにまとめを発表し「見守りの対象をどこまでにしようか」という原点を考える意見や「町会会館を道の駅のように人が集まるように使っていこう」など斬新な意見も出ました。
 地域に密着した支え愛活動会議のメンバーと地域支援員による課題やニーズの掘り起こしは、今後の地域をより良くしていくことの礎になるでしょう。