地元を駆け抜けろ 地域主催の小学生マラソン大会

更新日:平成29年3月5日

白バイの先導でスタート
あいさつをする荏原地区第四連合町会 千葉会長中川原副区長の来賓あいさつ開会宣言をする地区委員会 有馬会長一生懸命走る一年生の女の子校庭に戻ってきたランナー声援に応えて一生懸命走る子どもたちゴールまでもう少し接戦の末のゴールメダルを誇らしげに掲げる堀口さん
荏原第四地区で第33回小学生マラソン大会が平成29年3月5日(日)、源氏前小学校(中延6-2-18)をスタート・ゴールとした公道を走るコースで開催されました。

 このマラソン大会は、品川区青少年対策荏原第四地区委員会と荏原地区第四連合町会が主催し、「子供たちに思いっきり自分たちのまちを走らせてあげたい」「青少年の健全育成と体力づくりを地域ぐるみで支えていこう」との思いから昭和60年から実施されています。
 当日は、町会、青少年対策地区委員会、学校PTA、ボランティアなど300人を超えるスタッフが運営に携わりました。ボランティアには、昨年までランナーとして同マラソン大会を走ったこともある70人を超える中学生が、後輩たちを応援するために伴走や運営スタッフとして大会を支えました。

 参加した小学生は、地区内にある5つの小学校(源氏前小学校、旗台小学校、延山小学校、大原小学校、上神明小学校)の1,180人で、1・2年生は1キロメートル、3・4年生は1.5キロメートル、5・6年生は2キロメートルにチャレンジしました。
 子どもたちは、学年ごと、男女別の24組に分かれて順番にスタート。荏原警察署の協力で白バイが先導を務めると、子どもたちは普段は車が往来する車道いっぱいに広がって自分たちの住むまちを駆け抜けました。沿道には、子どもたちの家族だけでなく地域住民も集まり、ランナーの一人ひとりに温かい声援や拍手を送ります。その声援に応えるかのように、子どもたちは元気いっぱい地面を蹴ってゴールを目指しました。

 毎年参加しているという延山小学校5年生の堀口あおさんは、「周りの声援のおかげで最後まで力を出しきれました。大人から叱られずに道路を思いっきり走れる機会はなかなかないので、来年も参加してまた入賞を目指したいです」と入賞メダルを誇らしげに掲げました。