ブラジル視覚障害者スポーツ連盟会長らが区を訪問

更新日:平成29年3月21日

濱野区長とサンドロ会長と固い握手
あいさつをする濱野区長濱野区長とマルコブラジル総領事サンドロ会長と釜本ブラインドサッカー協会代表理事濱野区長と再会を祝うあいさつをするマルコ総領事懇談会後、記念写真に収まる
ブラジル視覚障害者スポーツ連盟 サンドロ・レイナ会長、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA) 釜本美佐子代表理事らが、平成29年3月21日(火)、区役所を訪れ、濱野区長、区議会議員等と懇談しました。
  
 この日、区役所を訪れたのは、サンドロ会長、JBFA 釜本代表理事、松崎英吾事務局長、そして、在東京ブラジル連邦共和国総領事館(東五反田1)のマルコ ファラーニ総領事等です。 区側からは、濱野区長、安藤文化スポーツ振興部長、品川区議会から、昨年のリオデジャネイロオリンピック視察団の渡辺裕一・いながわ貴之議員が出席しました。

 品川区とJBFAは、昨年4月にパートナーシップ協定を締結し、さらなる連携を深めて、機運醸成をはじめとして様々な事業を展開しています。
 また、区では来るべき東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、昨年8月にリオデジャネイロオリンピックに視察団(職員5人、区議会議員2人)を派遣し、東京大会に生かすべく、区内開催競技の実施状況や、まちの状況、文化プログラム、ボランティア等を直接現場で確認、調査してきました。その際、サンドロ会長等と懇談する機会を得て、東京大会において、ブラインドサッカーブラジル代表の品川区内での事前キャンプ実施について交渉してきました。

 ブラインドサッカーブラジル代表は、パラリンピック4連覇中で世界ランク1位です。今回、日本代表との親善試合のために来日中のところ、JBFAの調整で本日の懇談会の開催となったもので、24日(金)にはブラジル代表の練習が天王洲公園(東品川2)で予定されています。

 濱野区長は、「品川区はパラリンピックのブラインドサッカーを応援しています。世界最強のブラジルチームが日本で試合をするとのことで、うれしい思いでいっぱいです。区では昨日のブラジルチームの試合の観戦ツアーを企画し、多くの区民が観戦しています。24日に天王洲公園で練習をするということで大歓迎です。区では天王洲で国際大会が開けたら良いと思っています。2020年のパラリンピックでは、事前キャンプを是非品川区で行っていただきたいと願っています」とあいさつしました。

 これに対して、サンドロ会長は、「濱野区長の話から、品川区ではブラインドサッカー、そして事前キャンプについて真剣に考えていることが伝わってきました。24日に練習する天王洲はすばらしい場所だと思います。選手達がそこでの練習状況などで事前キャンプについて考えると思います。私個人としては、これだけパラリンピックに力を入れている品川区で事前キャンプを行うことが良いことだと思っています」と答えました。