クウェート代表団が豊葉の杜学園を視察

更新日:平成29年4月12日

歓迎を受ける視察団
視察団メンバーと握手をする中島教育長授業を見ながら質問する視察団メンバー理科の実験の様子をスマフォに納める視察団通訳を交え学校の概要を説明する中島教育長説明を聞く視察団メンバー校内に貼られた国の解説
クウェート国からの代表団が、平成29年4月12日(水)、区立豊葉の杜学園(二葉1-3-40)を視察しました。

 視察団は、ハイサム・アルアタリ教育省副大臣をはじめとする教育関係者等11人。同学園は、東京都オリンピック・パラリンピック教育 世界友達プロジェクトで、クウェート国の応援サポートを行っていることから、今回の視察団受け入れとなりました。

 この日は、6年生が花アーチを作り拍手で視察団一行をお出迎え。児童たちから、日本語の「ようこそ」を意味するアラビア語「アウランワ サブラム」と声を掛けられると、副大臣らは笑顔を返していました。
 
 学園内では、簡単な学校紹介に続き、2年生の市民科と6年生の理科の授業を見学。視察団のメンバーは、スマートフォンで授業風景を撮影したり、同学園の小泉校長に質問する等、真剣な眼差しで授業を見学していました。

 授業見学後、中島教育長は「今、日本の教育は大きく変わってきています。昨年の法律改正で、『義務教育学校』という9年間を通して学べる学校ができました。豊葉の杜学園は、品川区に6校ある義務教育学校の一つです。品川のオリンピック・パラリンピック教育の中で、本校は貴国と関わりをもっています。これからも良い関係をつなげていきたいと思います」とあいさつ。

 視察団からは、一貫教育やカリキュラムなど、教育内容についての質問があったほか、教員の指導力向上に向けた取り組みなどについても多くの質問が寄せられ、区の教育施策や日本の教育システムへの関心の高さがうかがえました。また副大臣から「ぜひ子どもたち同士の交流も進めていきたい」と積極的な発言もあり、有意義な視察となったようです。