昭和大学留学生が防災体験

更新日:平成29年4月14日

放水を体験するマダガスカルからの留学生
避難姿勢の体験をする留学生たち震災の様子を知るシアター上映地震体験車で揺れの大きさを体感
昭和大学国際交流センター(旗の台1)の留学生が平成29年4月14日(金)、しながわ防災体験館(区役所防災センター2階)で、初期消火や避難姿勢等を体験しました。

 しながわ防災体験館は、昨年3月11日にリニューアルオープン。東日本大震災の教訓等を踏まえ、利用者が災害時の正しい知識や技術を習得し、防災意識を高めることができる体験型の普及教育施設として生まれ変わりました。

 今回、同館のプログラムを体験したのは、インド、中国、トルコ、ネパール、マダガスカル、ミャンマーからの留学生7人。昭和大学では、日本の医療技術を学びたい海外の若手医師、歯科医師、薬剤師、看護師等を毎年受け入れており、区での防災体験は今年で4年目になります。

 初期消火体験では、消火器やスタンドパイプのホースを持ち、実際に放水。煙が充満したときの避難姿勢体験では、低い姿勢を保ったまま移動することの大変さを実感しました。また、シアターで東日本大震災の様子が上映されると、真剣なまなざしで見つめていました。

 さらに、地震体験車で東日本大震災と阪神淡路大震災を再現した揺れを体験し、揺れの大きさに驚いた様子。

 参加した留学生は「今日はとても有益だった。大きい地震を体験したことがなかったので、地震が来たらどう感じるのかを知ることができた」と感想を話してくれました。


【しながわ防災体験館】
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月・土曜日、祝日、年末年始
※個人の利用であれば事前予約は不要。団体利用や「親子で防災体験」は事前の申し込みが必要。
※地震体験車は、団体・イベント利用のみ。事前の申し込みが必要。