「行動しよう 消費者の未来へ」-消費者の日・街頭啓発活動

更新日:平成29年5月30日

大井町駅中央口で啓発活動
きゅりあんの懸垂幕を背景に啓発活動大井町駅西口でも啓発活動”悪質な訪問販売を追放しよう”のたすきを掛けて「今日は”消費者の日”です」と声を掛けて啓発活動を終えて、大和さんと岡庭さん消費者センターに掲げられた横断幕
悪質商法などによる被害を防止するための街頭啓発活動が、「消費者の日」である平成29年5月30日(火)、大井町駅周辺で行われました。

 昭和43(1968)年5月30日、“消費者の利益の擁護を図り、国民の生活の安定と向上を図ること”を目的に「消費者保護基本法」が公布・施行されました。「消費者の日」は、昭和53年に法施行10年を記念して制定されたものです。 
 その後、毎年5月を「消費者月間」として定め、全国的に消費者被害防止の啓発活動が展開されています。本年は、消費者が主役となって安全・安心で豊かに暮らすことができる社会が実現される未来に向けて、「行動しよう 消費者の未来へ」を統一テーマとしています。

 品川区でも、毎年消費者月間に様々な啓発活動を行っており、消費者団体と区が共催で実施している街頭啓発活動もその一つです。この日、啓発活動に参加した消費者団体は、11団体の38人。JR大井町駅中央口を中心に東西に分かれ、“悪質な訪問販売を追放しよう”と書かれたたすきをかけ、啓発用品を配布しながら、「悪質商法には十分ご注意ください」と道行く人々に呼びかけました。

 啓発活動に参加した「生活と環境を考える会」会長の大和忠さんは、「皆さん、啓発用品を喜んで受け取ってくれました。関心が高いように思いました」と、また、「婦人学級連合会」会長の岡庭雅子さんは、「毎年啓発活動を行っていますが、まだまだ、“消費者の日”を知らない方が多いようです。最近、通信販売によるトラブルが多くなっていますが、品物を購入するにあたってもう少し考えてから購入していただければ、被害が少なくなるのではないかと思います」と話していました。

 なお、区では消費者月間の啓発事業として、この日の街頭啓発活動を初めとして、5月26日(金)には、「悪質商法にダマされてみたら、こうなった!」と題する潜入ルポライター多田文明氏の特別講演会を開催した他、5月19日(金)から31日(水)まで、区役所で消費啓発パネル展示会を行いました。