地域課題解決ワークショップ「品川をもっと住みよくするには?(第1回)」が開催

更新日:平成29年6月3日

みんなで集合写真
議論する参加者熱気あふれる会場講師の矢崎代表意見交換する参加者グループごとに発表今回のワークショップのイメージイラスト
“地域課題解決ワークショップ「品川をもっと住みよくするには?(第1回)」”が平成29年6月3日(土)に大崎第二区民集会所(大崎2-9-4)で開催されました。

 このワークショップは、区のオープンデータを活用しながら地域課題を考え、解決に向けたアイデアづくりを行うワークショップを通じ、オープンデータ利活用の普及・啓発とともに、区民参加と協働の機会の拡充につなげていくことを目的としたもの。第1回となる今回は区内在住・在勤・在学のほか、仕事や買い物などで品川区にお越しになる方など、品川区に興味や関心を持っている20代から70代の幅広い層が集まり、35人の参加となりました。

 講師を務めた「Code for Tokyo」の矢崎 裕一(やざき ゆういち)代表は「今日は皆さん一人一人が、持っている知識や普段感じていることを教える立場であり、また、教わる立場でもあります。お互いのことを尊重しながら、是非たくさんのことを話し合ってください」と参加者に話しました。

 ワークショップはテーブルごとに設定したテーマについて、参加者同士が話し合いました。前半は品川、大崎、大井、荏原、八潮地区の"良いところ"について、後半は「防災」「子育て」「教育」「観光」「地域」「福祉」「公共施設」「商店街」の8つの"課題"について、活発な意見交換が行われました。
前半と後半の終わりには、テーブルごとに参加者自らが模造紙に意見をまとめて発表し、ワークショップ全体で意見の共有を図りました。

 午後1時から4時までの開催予定でしたが、議論が盛り上がった結果、終了したのは午後5時過ぎ。それでも参加者はまだまだ話し足りない様子でした。

 ワークショップ終了後、区内在住の参加者は「いろいろな人と話すことができて、品川区の魅力や課題への理解が深まった。区への熱い思いを持っている人がたくさんいることが分かって嬉しかった」と話していました。

 このワークショップは全3回で、第2回は10月21日(土)、第3回は11月4日(土)・5日(日)に開催。第1回で集まった課題を生かし、地域課題の解決を目指します。また、今年度末には成果発表会も実施予定です。開催時期が近づきましたら募集をしますので、興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。