Pepperを動かそう 第二延山小学校でプログラミング体験授業

更新日:平成29年6月20日

グループごとにペッパーを動かす
ペッパー自ら操作説明操作説明を読む子どもたち真剣に取り組む子どもたち講師と一緒に考える楽しみながら試行錯誤ペッパー試運転
区立第二延山小学校(旗の台1-6-1)で平成29年6月20日(火)、人型ロボット“Pepper”を用いたプログラミング体験授業が行われました。

 2020年度より小学校で必修化されるプログラミング教育を見据え、実際に授業を行うことで今後のプログラミング教育の可能性を探るのがねらい。楽しみながらロボットを動かすプログラミングの体験を通じて、児童にプログラミングを身近に感じてもらえればと、中央区の日販コンピュータテクノロジイ(株)の協力のもと、5年生全3クラスを対象に実施されました。

 授業は、児童が3~4人のグループに分かれ、各グループでPepperの行動(おじぎ、拍手、話す、音を出すなど)をプログラムし、最後にグループごとの発表を行うというもの。
 冒頭、Pepper自らが今回の授業で使用するプログラムソフトの操作方法等を説明すると、子どもたちは興味津々な様子で聞き入っていました。説明が終わるとそれぞれのグループで早速作業を開始。どのグループも試行錯誤しながらも楽しそうに取り組んでいました。

 授業の最後に子どもたちが発表したプログラムは、Pepperにクイズを出題させたり、転校生という設定で話をさせたりと様々。中にはうまく作動しなかったグループもあったが、先生と一緒にどの部分に問題があったのかを振り返り、理解を深めていました。

 授業を終えて児童は「プログラミングは思ったより簡単だった。大人になったらロボットが働く世界になるかもしれない。今回の授業でロボットを身近に感じることができたので、仕組みについてもっと勉強してみたい」と笑顔で話していました。