「真夏の気温を2度下げよう」 しながわ中央公園で打ち水イベント開催

更新日:平成29年7月22日

集合写真
打ち水をする子どもたち打ち水の水を補給打ち水をする子どもと水を補給する子ども乾いている地面に水を撒く子ども打ち水大作戦に集合した子どもたち最後に挨拶を聞く子どもたち
「打ち水大作戦 しながわ2017」が平成29年7月22日(土)、しながわ中央公園(西品川1-27)で開催されました。

 打ち水大作戦は、江戸時代の庶民の知恵である「打ち水」で涼を取り、私たち一人ひとりが節電や低炭素化社会の実現について考えようと、品川区では平成18年(2006年)から実施しています。キャッチコピーは「真夏の気温を2度下げよう」。二十四節気の大暑(本年は7月23日)から処暑(8月23日)までの期間、各家庭や施設等で打ち水をして涼しく過ごそうという取り組みです。

 この期間に先駆けて行われたこの日の打ち水イベントには、同公園で実施されていた(財)品川区スポーツ協会と東京都、東京都体育協会が主催する「JFAなでしこ広場 in 品川区少女サッカー協会」に参加していた区内小学校の女子児童約200人が参加。「みんなで地球を涼しくしましょう」の掛け声とともに一斉に水をまきました。

 イベント前に測った地面の温度は36.8度。イベント終了後は31.9度まで下がり、参加した子どもたちも口々に「すごーい」と手を叩いて喜び、打ち水の効果を実感しました。

 なお、区では区民の自主的な取り組みを支援するため、打ち水を実施する団体には、木製桶、ひしゃく、バケツ、のぼりの貸し出しを行っています。家庭や施設等での打ち水には、お風呂の残り湯などの再利用水を使いましょう。

 また「打ち水大作戦 しながわ2017」の一環として、打ち水風景の写真コンクールと写真展を開催。楽しい打ち水の風景をお待ちしています。