「伝統日本文化体験めぐり IN SHINAGAWA」を開催

更新日:平成29年7月23日

座禅を組む参加者
琵琶を体験する参加者空手キック体験巫女舞 鑑賞空手の型を体験先生とともに突き笙(しょう)を体験琴を鑑賞しながら、和菓子と日本茶を楽しむ見事な上段回し蹴り警策で打たれる参加者
訪日・在日外国人と外国人のおもてなしボランティアに興味のある方を対象とした体験型イベント「伝統日本文化体験めぐり IN SHINAGAWA」が2017年7月23日(日)に区と一般社団法人しながわ観光協会の共催で開催されました。

 海外からの観光客も多く訪れる品川区は、2020年に向けた国際化の取り組みとして日本文化体験観光に着目し、今回のイベントの開催となりました。
3時間で3つの伝統文化を気軽に体験できるツアーイベントで、コースは全部で4種類。午前と午後の開催で、合わせて120人が参加しました。
コースの内容は雅楽鑑賞&体験、座禅体験、極真空手体験、巫女舞鑑賞、お祓い体験など様々。参加者は割り振られたコースで伝統文化を体験し、最後は琴の演奏を聴きながら和菓子と日本茶を楽しみました。

 雅楽鑑賞は下神明天祖神社(二葉1-3-24)で行われました。まず、“世界最古のオーケストラ”といわれる雅楽の歴史や、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)といった楽器の紹介がされました。参加者が楽器を体験する時間も設けられ、それぞれが興味を持った楽器を演奏しました。最後には抜頭(ばとう)や巫女舞(みこまい)も披露されました。
 座禅体験は、座禅の持つ意味や解釈、やり方の説明の後、10分間の座禅を2回行いました。体験後、参加者からは「膝や腰が痛くて坐(すわ)れない人はどうすればよいか」「東京でほかに座禅ができる場所はあるか、またどのようにすれば参加できるか」などの質問が出て、座禅に対し関心を持った様子でした。