源氏前小学校で児童引き取り訓練・町会避難場所確認訓練実施

更新日:平成29年9月1日

氏名確認の上、保護者へ引き渡し
児童が待機する教室保護者と一緒に帰宅へ各町会の受付風景避難する町会名の書かれた教室町会長の案内で避難場所となる教室を見学学校での訓練を終え保護者と一緒に帰宅
区立源氏前小学校(中延6-2-18)で、「防災の日」となる平成29年9月1日(金)、児童の引き取り訓練、および各町会の避難場所確認訓練が行われました。

 この訓練は、児童の在校時に東海地震予知に伴う警戒宣言が発令されたことを想定し実施。学校からメール配信を受けた保護者が学校にかけつけ児童を引き取り、各町会ごとに割り当てられた避難場所(教室)の確認をした後に、児童と一緒に通学路の安全を確認しながら帰宅して訓練完了となる内容です。

 訓練開始にあたり、守田校長は全校放送で防災の日制定の経緯を分かりやすく説明し、本日の訓練のポイントを伝え、「本番は練習のように、練習は本番のようにという言葉があります。今日の訓練は練習ですが、本番のように真剣に行ってください」と全校児童に話しました。あわせて、副校長が児童の引き取りにきた保護者に訓練目的と概要を説明し、訓練がスタートしました。

 訓練では、保護者は、児童の待つ教室に行き、児童の氏名、児童との関係、保護者氏名をはっきり担任に伝え、それに対し担任は児童に「この方はお母さんですね」と再確認した上で児童を引き渡しました。保護者と児童は、校庭でのぼり旗の立つ地元の各町会(中延四丁目町会、東中三町会、荏原町町会、中延六丁目町会)で受付を済ませ、町会ごとに割り当てられた避難場所(教室)の確認をしました。その後帰路につき、保護者と児童が一緒になって通学路で危険となりうる場所を確認しながら帰宅しました。

 なお、この訓練では、隣接する旗台小学校(旗の台4-7-11)と連携し、地元4町会から通学区域外となる旗台小学校に通学する児童についても、保護者と一緒に源氏前小学校に集まり、避難場所の確認訓練が行われました。
 また、地元の区立荏原第五中学校の生徒13人が、ボランティアとして訓練に参加し、町会の方々と一緒に受付業務や誘導にあたりました。

 中延四丁目町会の倉持俊治会長は「私たち地元の4町会は、毎年、学校の児童引き取り訓練に合わせて、学校避難所の確認訓練を行っています。今後も学校と地元町会がより一層関係を深めてイザという時に備えたいと思います」と訓練の感想を話していました。