台場小学校でブラジル総領事館員を招いてグローバル給食

更新日:平成29年9月11日

和やかに全員で記念写真
校長先生から紹介される副領事夫妻あいさつするオルタ副領事食事をしながら和やかな会話が続くマイオさんのグループ児童代表による「ごちそうさま」のあいさつお礼のお土産を渡す児童
学校給食を通じて国際交流を図る“グローバル給食”が平成29年9月11日(月)、台場小学校(東品川1-8-30)で開催され、ブラジル連邦共和国総領事館(東五反田1-13-12)のルイザ オルタ バルボザ副領事と夫のマルセロ マイオさんが、同校5年生23人と一緒に日本の学校給食を食べ交流を図りました。

 グローバル給食は、区内に12カ国の大使館と4カ国の領事館が存在するということから企画された事業で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を見据え、大使館・領事館の協力により、職員が日本の学校給食を体験したり、学校給食の献立に外国料理を取り入れることによって、学校と大使館との交流を図りながら、児童たちが国際理解を深めるきっかけをつくることが目的です。
 台場小学校では、「世界ともだちプロジェクト」でブラジル連邦共和国について学習していることもあり、今回のグローバル給食の開催となりました。
 中村校長から紹介された副領事は、「日本の学校制度はすばらしい、質が高いと友達から聞いていました。そのすばらしい学校を実際に自分の目で見にくることができて私は幸せです。皆さんと一緒に給食を食べられるのでワクワクとしています」とあいさつ。

 いよいよ児童の「いただきます」の声で給食のスタート。本日の給食の献立は、日本の定番料理である、さばの味噌煮、華風キュウリに、ご飯とむらくも汁です。副領事のグループでは最初のうちは気恥ずかしいのか会話も少なめでしたが、担任の先生から「お話することも“おもてなし”です」の声で雰囲気が一変。副領事からの「住んでいる家は近くですか」「好きな食べ物は何ですか」との質問に児童たちは和やかに答えていました。また、「将来、どんな仕事をしたいですか」には「ゲームマスターです」とはきはきと答える男子児童がいました。

 グローバル給食を終えて女子児童は、「総領事館の副領事の方というので男性のイメージでしたが、女性なので驚きました。固いイメージではなく、仲良く話ができて良かった。次回はブラジル料理での給食ということで、おいしそうなので期待しています」と感想を話していました。