江戸時代にタイムスリップ おいらん道中

更新日:平成29年9月23日

シンガポール出身のおいらんとアメリカ出身の肩持ち
おいらん総見 北側からあいさつする実行委員長お祝いを述べる濱野区長おいらん2人目おいらん3人目おいらん4人目おいらん5人目外国人観光客に案内をする区職員にぎわう旧東海道品川宿
第27回「しながわ宿場まつり」が、平成29年9月23日(土)と24日(日)の2日間、旧東海道の八ツ山(北品川1丁目)から青物横丁(南品川3丁目)間で行われています。

 23日のメインは「おいらん道中」。一般公募約40人の中から選ばれた5人が、華やかな着物をまとい、高下駄を履いた花魁(おいらん)姿で、東海道八ツ山口(京浜急行線 北品川駅前)から品川橋(北品川2-30付近)まで約1キロメートルの道のりを、吉原流の歩き方「外八文字」で練り歩きました。

 今年の花魁の中には、初の海外出身者・シンガポール出身のリン・レイチェルさんの姿もあり、区内在住でアメリカ出身の肩持ちに手を添え、沿道でカメラを構える観光客ににこやかに微笑みかけていました。

 しながわ宿場まつりは、東海道五十三次で最初の宿場町として栄えた品川の伝統と文化遺産を若い世代に伝え、地域を活性化させようと始められました。例年9月の最終の土日に行われ、両日で8万人もの見物客でにぎわいます。


 明日24日の正午からは、「江戸風俗行列&交通安全パレード」が東海道八ツ山口をスタート。公募で選ばれた約100人が、武士・町人・町娘・岡引・飛脚などに扮して、品川寺(南品川3-5-17)まで約2キロメートルにわたり旧東海道をパレードします。そのほか、火渡り荒行や鉄砲隊、和太鼓の実演、物産店、ミニSL宿場号の運行などが行われます。沿道には、露店も並びますので、ぜひ足をお運びください。