第二延山小学校で環境学習「太陽光発電と省エネルギー」

更新日:平成29年10月20日

環境学習の様子
工学院大学 中島裕輔教授担任による環境学習三択クイズに答える児童節電じまんコンテスト校長賞の3人環境じまんコンテスト工学院大学賞の6人節電じまんコンテスト担任賞受賞の3人
環境学習「太陽光発電と省エネルギー」が平成29年10月20日(金)、第二延山小学校(旗の台1-6-1)で行われました。
 授業を企画したのは、工学院大学建築学部の中島裕輔教授。学習したのは同校の4年生110人です。同校では平成15年から4年生を対象に市民科の授業の一環として環境学習を進めており、平成23年からは工学院大学の協力を得て実施しています。

 本年は7月に同教授による授業が行われ、白熱電球とLED電球の発電実験により省エネの大切さを体験しました。今回は太陽光発電について重点的に学びました。
 最初、身近な事例として、同校屋上に設置されている52枚の太陽光パネルの紹介から始まり、太陽光発電の実用例等をクイズ形式で学びました。「年間を通じて一番発電量の多い月は何月か」「屋上の太陽光パネルでは、一般の家庭何軒分の電力をまかなえるか」等々。「5月」「3軒」と解答が出されると児童から大きな歓声が上がりました。そして、太陽光パネル以外にも身近な太陽光発電として太陽熱温水器、街路灯、時計、電卓などが紹介されました。
 「こたつ、電気ストーブ、エアコンの中で一番電気を使うのはどれか」という環境クイズの後に、家庭でできる省エネの紹介がありました。冷蔵庫の節電、照明、テレビやパソコンの待機電力の解除など、誰でもが家庭でできることです。
 続いて、「節電じまんコンテスト」の表彰式です。予め報告を受けていた各家庭での節電の取り組みについて、「校長賞」「工学院大学賞」「担任賞」の発表がありました。

 最後に中島教授は、「地球の温暖化は想定以上のスピードで進んでいます。太陽光発電はまだまだ効率がいいとは言えません。だからこそ、その電力を無駄にしないためにも、本日紹介した身近な省エネが必要となります。皆さんも省エネについて家族の方と一緒に考えて身に付けてください」と結びました。