第四日野小学校で「おたがいさま運動」学習会

更新日:平成29年10月13日

車いすの体験
アイマスク体験車いす体験授業の様子車イス体験授業の様子アイマスク体験
~10月はおたがいさま運動推進月間~

 「おたがいさま運動」の学習会が、平成29年10月13日(金)、第四日野小学校(西五反田4-29-9)で行われ、区立学校で5回目の開催となりました。

 子どもたちは、事前に普及啓発DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」を見た上で学習会に臨みました。

 おたがいさま運動は、平成20年3月に策定した「品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画」に基づいて実施しているもので、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そんなことがあたりまえにできる「支え合いのまちづくり」を区民みんなで進めていくための運動です。区では、10月を推進月間としてさらに運動を普及啓発しており、取り組みの一つとして、この日は、4年生37人が学習会に参加しました。

 体験では、二人一組になって、アイマスクと車いすを使って、視覚および下肢に障害のある方の立場と、その方を介助する役を全員が経験。「相手を思いやる」ことの大切さを学びました。体験した子どもたちは、「声をかけてもらえると気持ちがよい」「普通、介助者は一人につき一人なの?」などの感想や質問が寄せられました。

 最後に、講師からの「まちで困っている人がいたら、これまで勇気が出なくて声をかけられなかった人も、今日の体験を思い出してぜひ声をかけてみてください。ただし、困っている人を助けることだけがおたがいさま運動ではありません。自転車に乗る時に、歩いている人と距離をとって走行する、少しスピードを緩める、点字ブロックの上やまちの駐輪してはいけないところに駐輪しない、ということも立派なおたがいさま運動です。身近なところから相手を思いやることを考えて、これからもぜひ続けてください」と自転車マナーも含め、やさしいまちづくりの推進に向けたメッセージで締めくくられました。

 なお、普及啓発用DVD「みんなができる“すべての人にやさしいまちづくり”について考えよう!」は、ユーチューブ品川区公式チャンネル「しながわネットTV」で公開しています。ぜひご覧ください。