ブラインドサッカー東日本リーグ2017第5節 品川で開催

更新日:平成29年11月12日

ゴール前の激しいプレー
観戦スタンドの目の前で繰り広げられる試合衝突を避けるため「ボイ!」と声を出しながら走るやたたま(左)と立会川駅前通り繁栄会のりょうくん(右)ブラインドサッカー体験品川区商店街連合会による模擬店点字体験のコーナーも
~パラリンピック競技を間近で観戦!~

 ブラインドサッカー東日本リーグ2017第5節が、平成29年11月12日(日)、区役所前のしながわ中央公園(西品川1)で開催されました。

 これは、東日本各地を活動拠点とするブラインドサッカーチームが参加して開催されるリーグ戦。この日は、全盲クラス4試合が行われました。

 このリーグ戦は、各クラブの拠点となる1都2県を周遊して行われ、チームと地域の結びつきを強めることを目指していることから、誰でも無料で観戦できます。品川区での開催は3回目で、今年は初めてコートの真横に観戦スタンドを用意。応援には地域住民の他、公募で決まった品川区ブラインドサッカー応援キャラクター「やたたま」も駆けつけました。観客は目の前で繰り広げられる熱戦に見入っていました。

 ボランティアとして参加していた荏原第六中学校サッカー部の1年生の男子生徒は「見えない中、声で連携をとるのは信頼を育まないとできないこと。すごいと思いました」と選手たちのプレーに感激した様子でした。

 品川区はこれまで、パラリンピック競技であるブラインドサッカーを通して障害者スポーツの振興、障害理解の促進を図るため、区内団体を対象にブラインドサッカー出前体験教室や講演会を実施。昨年4月には、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(釜本美佐子代表理事)とパートナーシップ協定を締結しました。

 2018 年3 月21 日(水・祝)から25 日(日)には、国際視覚障害者スポーツ連盟公認の新設国際大会「IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2018」を、品川区立天王洲公園で開催することが決定しています。