人権週間 「人権週間啓発活動キャンペーン」と「講演と映画のつどい」

更新日:平成29年12月6日

人権宣言 朗読
区長が大井町駅前で人権啓発ティッシュ配り各部長らも人権啓発ティッシュ配りドリアン助川氏による講演区長からのあいさつ満席の客席人権啓発パネル展を見る来場者
12月4日(月)~10日(日)の人権週間に合わせ、「人権週間啓発活動キャンペーン」と「講演と映画のつどい」が、平成29年12月6日(水)に大井町駅前ときゅりあん(東大井5-18-1)で開催されました。

 「人権週間啓発活動キャンペーン」では、人権擁護委員や濱野区長、桑村副区長、中島教育長ら区役所関係者など約20人が、JR大井町駅東口のペデストリアンデッキを中心に、道行く人々に人権啓発に関する資料やミニタオルなどの啓発グッズを配布し、人権の大切さについてPRしました。

 きゅりあんで行われた「講演と映画のつどい」では、主催者を代表して濱野区長があいさつ。「私は、人権とは人が自分の幸せを実現する権利だと考えています。一人ひとりが考える幸せの実現に向けて努力することを邪魔してはいけない、それが人権だと思います」と考えを述べ、「今日の講演会や映画を通して、皆さんも人権について改めて考えていただけると幸いです」と来場者に訴えました。
 その後、人権擁護委員を代表して、小原愉里さんと松井一雄さんが「人権尊重都市品川宣言」を朗読しました。

 講演会では、作家・詩人・ミュージシャンなど多彩な顔をもつドリアン助川さんが「それでも生きる意味はある ハンセン病小説『あん』で伝えたかったこと」をテーマに、ご自身の経歴や『あん』を執筆することなった経緯、そして作品に込めた思いを語りました。
 
 講演会後には、同小説を樹木希林・永瀬正敏らキャストで映画化した『あん』が上映されました。