戸越公園に門松

更新日:平成29年12月7日

薬医門前に門松を飾る
門松作りが進む門松を仕上げる飾られた門松と薬医門
正月に向けて区立戸越公園の薬医門前に平成29年12月7日(木)、門松が飾られました。

 この門松は、切り口を斜めにした3本の「竹」を中心にして「松」で囲み、下部をこもで巻いて「梅」の結び目をつくることで、縁起のいい「松竹梅」を表現しています。

 一つの門松を作るには約2時間の時間を要するということで、二人のベテラン職人が約100本の松を、一本一本丁寧に植え込んでいました。

 薬医門前にある開花中のヒマラヤザクラを楽しもうと公園を訪れた人は、珍しい門松作りに足を止めていました。

【戸越公園の概要】
 江戸時代、肥後国(熊本)藩主細川家の下屋敷の庭園跡を利用して造られた、区を代表する公園。池を中心に渓谷や滝、築山などの配置の中を一周する回遊式庭園で、薬医門(正門)、冠木門(東門)等、大名庭園の面影をとどめており、ウメ、サクラ、シャクナゲ、イチョウなど、四季折々の花木が美しい公園として、区民に親しまれている。

住所:品川区豊町2-1
面積:18,255平方メートル
開園時間:終日開園(無休)
入園料:無料
電話:03-3782-8819(現地管理事務所)
交通機関:東急大井町線戸越公園駅徒歩7分