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「民生委員・児童委員の日」記念のつどい開催
更新日:平成30年5月25日









「民生委員・児童委員の日」記念のつどいが平成30年5月24日(木)、スクエア荏原(荏原4-5-28)で開催され、区内で活動する民生委員・児童委員約250人が参加しました。
民生委員は、地域の中で住民の身近な相談相手として、日常的な見守りや相談・支援、関係機関への橋渡しなど、地域福祉の推進のために様々な活動を行っています。
記念のつどいは、参加者全員による民生委員児童委員信条の唱和でスタートしました。
濱野区長は冒頭「制度というものは作っただけでは、決して物事は前に進みません。実際に福祉サービスを必要とする方にしっかりと届いて初めて福祉は実現します。この実現に多大な貢献をしてくださっている民生委員の皆さんが品川区の福祉を支えていただいています」と日頃の民生委員活動に感謝を述べ、「今後も福祉の充実に努めてまいりますので、引き続き、皆さんの力をお貸しください」と、あいさつしました。
続いて、品川区民生委員協議会 松尾光惠 会長は、「昨年は全国の、今年は、東京の民生委員制度の始まりとする救済委員制度創設100周年です。記念すべきこの年に、全都をあげて日々、普及活動に取り組んでいます。今年は、記念誌の発行の他、都内全域で“一日民生委員・児童委員”を実施します。品川区でも6月22日に濱野区長に一日民生委員・児童委員を委嘱させていただき、活動の推進にご協力いただく予定です。また、今後10年を見据えて、東京版活動方策を策定し具体的な実践を進めていきます」とあいさつしました。
後半は、全員で民生委員の歌「花咲く郷土」を斉唱しました。
そして「これからの民生委員活動にむけて」をテーマにし、かつて民生委員であった金田 洋さん(品川第二地区)、高塚純江さん(大崎第二地区)、有馬紀久さん(大井第一地区)、片桐幸子さん(荏原第五地区)の4人によるディスカッションを実施。それぞれが民生委員になったきっかけや苦労話などを披露し、最後に現職委員への心温まるメッセージで締めくくられました。
その他、「地域の絆づくり100年」の動画と、民生委員の活動を特集したニュースが上映されました。
「民生委員・児童委員の日」は、昭和52年、当時の全国民生委員児童委員協議会が定めたもので、大正6年5月12日に民生委員・児童委員制度の源となった岡山県済世顧問制度設置規程が公布されたことに由来しており、民生委員・児童委員について、より多くの方に知ってもらうこと、また民生委員・児童委員の意識を高めることを目的としています。