モンゴル高専生インターンシップ開始

更新日:平成30年7月9日

モンゴルからのインターンシップ生と受け入れ企業の代表者

モンゴルからのインターンシップ生あいさつ 受け入れ企業代表者たち 中川原副区長挨拶

 品川区内のものづくり企業でインターンシップを行うモンゴル高等専門学校(高専)の学生8人と受け入れ企業が平成30年7月9日(月)、区役所で開始式を行いました。

 このインターンシップは、技術者不足に悩む区内製造業者の人材確保、技術者育成、事業の継続を支援するため、品川区がモンゴル高専と実施している科学技術交流事業の一つとして行うもので、本日から9月14日(金)までの間で約1月間にわたり、各企業でものづくりにかかわる実習を行います。

 インターンシップの開始にあたり、中川原副区長が「海外の高専卒業生は、就労用ビザの取得が難しかったが、ようやく大学卒業と同等と認められることになりました。これで、高専卒業後に日本で働くことができます」と話し「皆さんには、これから約1カ月間、実際に生活しながらものづくりの技術を学んでいただきます。この貴重な機会を自身の能力開発・スキルアップに役立ててください。インターンシップでは様々な体験をし、終了時には『日本についてもっと知りたい』『品川区のものづくり企業はいいな』と思ってくださるとうれしいです」と学生たちにエールを送りました。

 また、受け入れ企業を代表して(株)勝亦電機製作所の勝亦社長は「私たち企業は、皆さんがインターンシップ終了後に何か成果を持ち帰ることができるようにと準備をしています。従業員も皆さんと働くことを楽しみにしています。個々人の日本語の理解度に差はあると思いますが、一緒に頑張っていきましょう」と期待を語りました。

【インターンシップ受け入れ企業(受け入れ人数):実習内容】
(1)(株)勝亦電機製作所(3人):配電盤・制御盤の実配線作業等
(2) 藤村電機(株)(2人):溶接・旋盤等の気化器基本実習を基にした製作等
(3)(株)金澤製作所(2人):配管基本実習、CAD実習等
(4)(株)東京(しぼり)製作所(1人):ヘラしぼり実習 ※(しぼり)は金偏に交