モルディブ共和国政府関係者が小山小学校を視察

更新日:平成30年7月10日

市民科の授業を視察

和食器を使った食事を体験 モルディブの通貨「ルフィア」のコイン 清掃を見学
校内を見学 校長と懇談 記念撮影
    
 モルディブ共和国政府関係者らが、平成30年7月10日(火)、小山小学校を訪問し、授業の視察等を行いました。
 
 この日同校を訪れたのは、国家テロ対策センターのトーハ・アブバクさん、イスラム省イスラム放送局のアイシャ・ルハ・マフムードさん、ジェンダー家族省のアミナス・シャレーフさん、若者スポーツ省のアミナス・ラシェーダさんら6人。アブバクさんらはテロ対策についての行政視察のため来日しており、日本人の規範意識がどのように育まれるのかを学ぶため、教育現場の視察を希望。モルディブ共和国が「世界友達プロジェクト」における同校の交流国であることが縁で、今回の訪問が実現しました。

 一行はまず給食の時間に、6年生と一緒に和食器を使った食事を体験し、児童と交流しました。児童からは「モルディブには約1,200の島があるそうですが、観光におすすめの島は?」「モルディブ国旗のデザインはどんな意味があるのですか?」など次々と質問。また、モルディブの通貨「ルフィア」の実物を見せられると、児童たちは興味津々の様子でした。

 次に児童たちの清掃を見学。モルディブの学校では児童たちによる清掃はないそうで、しっかりと清掃に取り組む児童たちに感心していました。そして、1年生の教室に移動し、市民科の授業を視察。「なぜきまり(ルール)があるのかを、かんがえよう」というテーマで行われた授業で、児童たちの積極的な発言に興味深く耳を傾けていました。

 最後は名本校長らと懇談。規範意識を育てることの大切さなどについて意見を交換しました。視察を終えた一行からは、「あたたかい歓迎に感謝します。子どもたちの学ぶ姿勢が素晴らしかった」「初めて外国の学校を視察したが、子どもたちが規律を守り、またフレンドリーで楽しんでいる様子が見られてよかった」といった感想が聞かれました。