ジュネーヴ市からのホームステイ派遣生が区を表敬訪問

更新日:平成30年7月30日

あいさつする派遣生代表と派遣生の皆さん


あいさつする引率のチェリ ロシャさん 中川原副区長の歓迎のあいさつ 品川区からの記念品の贈呈

 スイス連邦 ジュネーヴ市からのホームステイ派遣生が平成30年7月30日(月)、区役所を訪問しました。

 品川区と同市は品川寺(ほんせんじ)の梵鐘(ぼんしょう)が取り持つ縁で、平成3年に友好憲章を締結。その後、隔年で相互にホームステイ生の派遣、受け入れを行っています。

 本年のジュネーヴ市からの派遣生は15~18歳の15人(男性3人、女性12人)と引率者2人。7月27日に品川区へ到着してホストファミリー宅に滞在しながら日本の文化、風習などを体験しています。

 本日の表敬訪問では、最初に引率者のジュネーヴ・品川友好協会会員のチェリ ロシャさんが、「今年は15人の派遣生と品川に来ました。事前に“何故、この国について興味あるのか”とレポートを提出させたところ、若者の多くは既に日本のこと、映画、言葉、料理、習慣などについて知っていました。このように実際に日本を発見しようという夢を実現させていただける品川の皆さんに感謝します」とあいさつし、サミ・カナーン ジュネーヴ市長から濱野区長へと預かってきたという、チョコレートフォンデュセットを中川原副区長に手渡しました。
 続いて、派遣生を紹介。派遣生を代表してララ・キャンベルさんが、品川区の派遣生受け入れに感謝の気持ちを表わし、「日本の言葉や文化について学び、スイスとの違いを発見したいと思います」とし、「一生に一度のこの機会を与えてくれた皆さんありがとうございます」とあいさつしました。

 派遣生を迎えた中川原副区長は、「日本の夏は暑いですか」と問いかけ、「ホームステイという貴重な経験を通して、日本の文化や生活をご自身の目でしっかり見て、日本を再発見してください。そして、日本の良さを発見するとともに、皆さんのジュネーヴの良さを再確認していただけるとより良いと思います。健康に気をつけて、たくさんの思い出をジュネーヴに持ち帰ってください。このホームステイを通じて、ジュネーヴ市と品川区が友情の絆を更に深めていくことを期待します」と歓迎の言葉を述べ、記念として赤富士が描かれた七宝焼き皿と、派遣生全員に「品川」のロゴと区の鳥「ユリカモメ」をデザインしたTシャツをプレゼントしました。

 派遣生は、8月10日まで滞在し、品川寺の訪問や、書道・墨絵等の日本の伝統文化の体験の他、箱根・伊豆方面への2泊3日のバスの旅が予定されています。