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品川区・オークランド市友好協定締結25周年記念式典
更新日:平成30年7月31日
















品川区・オークランド市 友好協定締結25周年記念式典が、平成30年7月31日(火)、区役所で行われました。
品川区とニュージーランド オークランド市は、平成5年(1993)、両区市の共通点として、「・非核平和宣言を行っている ・南北の違いはあるがほぼ同緯度にある ・四方が海に囲まれている」等の理由で友好都市協定を締結しました。
その後、品川区からの青少年語学研修、オークランド市からのホームステイ受け入れ等を通じて友好を深めてきました。
記念式典を前に、区役所3階プラッツァで、中川原副区長、中島教育長等がオークランド市一行の皆さんを出迎えました。
記念式典には、品川区から濱野区長、松澤区議会議長をはじめ9人、オークランド市からは、フィル・ゴフ市長、スティーブン・ペイトン駐日大使をはじめ10人が出席しました。出席者紹介に続き、濱野区長は、「友好都市協定締結から四半世紀、お互いの友好と繁栄、世界平和を願うこの友好都市協定を25年の長きにわたり両区市の子どもたちを中心に、人々の交流、文化の交流など、幅広い分野で、たくさんの人たちによって実現し、相互理解と友情が育まれてまいりました。本日のゴフ市長の訪問をきっかけに、オークランド市と品川区の友好関係が益々発展しますよう、切に願っています」と歓迎のあいさつを行いました。
続いて、ゴフ市長は「品川区とオークランド市とは友好都市を結んでいますが、人と人との関係なくしては友好はありません。お互いに非核平和を宣言し世界平和を願っています。世界平和実現の最善の策は、人と人との関係を良くすること、互いに理解しあうことです」と語り、「友好都市は、特に若い人たちの絆を作る上で有効です。これからも相互に青少年の受け入れ等を通じて関係を深めていきましょう。改めて、今回の25周年記念に際し、濱野区長をはじめとした品川区の皆さんのご好意に感謝します。これからも人と人との関係を更に深めてまいりましょう」とあいさつしました。
また、ペイトン駐日大使は、オークランド市と品川区の友好都市締結25周年を祝した上で、「ニュージーランドと日本の関係は政治的にも経済的にもより強固になっています。ニュージーランド国民は、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会を楽しみにしています。友好都市提携がもたらす市民交流は皆さんの努力なくしては実現しません。これからも両区市間の交流が更に活発になることを心から祈念します」とあいさつしました。
続いて友好都市協定締結25周年にあたり、ここから始まる新たな友好関係を願って、両区市長により「友好交流についてのコミュニケ(協定書)」に署名がされました。署名後、「締結25周年を機に、これからも我々の友好都市関係を強めるよう努めるとともに、今後実施される様々な交流を通じて、両区市民の相互理解と友情がさらに発展することを希望する」と、コミュニケが読み上げられると、出席者から一斉に拍手が上がりました。
コミュニケ署名後、品川区および(公財)品川区国際友好協会、そしてオークランド市、マオリ開発省、リンフィールドカレッジとの間で記念品の交換が行われ、和やかな中で記念式典は終了しました。