ジュネーヴ市青少年ホームステイ さよならパーティー

更新日:平成30年8月9日

派遣生の歌「Ce que Laino(セキリノ)」
ジュネーヴ市 代表者挨拶スイス大使館 挨拶スイス大使館から記念の品のプレゼント
友好都市ジュネーヴ市(スイス)から品川区に訪問していた青少年ホームステイ派遣生のさよならパーティーが、平成30年8月9日(木)に中小企業センターで行われました。
 さよならパーティーには、ジュネーヴ市からの派遣生とその引率であるジュネーヴ・品川友好協会ロシェ夫妻、スイス共和国大使館からプルヴァ文化・広報部長、ロシェ夫妻のホームステイ先でもあり、品川区とジュネーヴ市交流の契機となった品川寺の仲田副住職様など約60名が参加しました。
 はじめに、品川区遠藤協働・国際担当課長より「愛情をもって派遣生の生活を支えてくださったホストファミリーの方々へ感謝します。ジュネーヴの派遣生は、またぜひ第二の故郷になった品川にいつでも帰ってきてください」と挨拶がありました。派遣生挨拶では、トスカ・ヴィルジリットさんとゼリア・ザノンさんが「私たちは今回の訪問で、仲間と心を通わせたくさんの学びを得ることができました。このような機会をくれた品川区のみなさんの寛大さとホスピタリティに感謝します」と話しました。
 ジュネーヴ派遣生から歌のプレゼントがあり、お返しにホストファミリーによる「赤とんぼ」の合唱がはじまると派遣生たちは家族の姿を写真や動画におさめていました。派遣生からホストファミリーへの花束贈呈では、改めて明日の帰国を寂しく思う家族や友人がいつまでも抱き合って別れを惜しんでいました。

 ジュネーヴ市(スイス)と品川区は、品川寺(南品川3-5-17)の大梵鐘が欧州に渡ったのち行方不明になり、その後ジュネーヴ市のアリアナ美術館で発見され、1930年に返還された繋がりから、1991年(平成3年)に友好都市憲章を締結しました。
 現在、ジュネーヴ市アリアナ美術館には、品川寺が贈呈した大梵鐘のレプリカが飾られ、大晦日にはジュネーヴに鐘の音を響かせています。