日本語学校に通う生徒が防災訓練

更新日:平成30年10月23日

消火器体験をする日本語教室に通う生徒

シアタールームで映像に見入る 消火器の操作の説明を聞く 震度7の地震を疑似体験

 品川区国際友好協会が主催する日本語教室に通う生徒たちが、平成30年10月23日(火)、昼夜2班に分かれて、しながわ防災体験館(区役所防災センター2階)を訪れ、67人が防災訓練を行いました。

 最初にシアタールームで、体験館の担当者から施設の概要の説明を受けました。続いて、英語字幕による東日本大震災や阪神淡路大震災の様子などを収めた映像を視聴。災害から大切な生命を守るためには、「自分の生命は自分で守る」ことが重要で、日頃からの訓練や準備が必要であることを学びました。

 その後、初期消火体験に移り、消火器の使い方について説明を受け、実際に放水を体験。画像の火が消えると仲間から拍手が起こりました。さらに、地震体験車で東日本大震災などを再現した震度7の大きな揺れも体験しました。

 訓練に参加したスウェーデン人の女性は、「最初の映像は分かりやすかったです。もし自宅で火災が起きた時にはまずどうすればいいのか、順序良くまとめてあり、災害が起きたときに自分が何をすべきか学びました」と言い、ハンガリー人の男性は「私の国の建物は、コンクリートか石造りで地震もありません。日本の木造家屋で災害が起きたときにどうしたらよいのか、映像と体験でよく分かりました」と感想を話してくれました。