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平成30年度 品川区三消防団合同点検 林試の森公園で実施
更新日:平成30年11月11日
荏原・品川・大井の三消防団合同による「品川区三消防団合同点検」が平成30年11月11日(日)、都立林試の森公園(小山台2)で行われました。
この合同点検は、消防団の日頃の訓練成果を東京消防庁が点検確認し、消防団活動の披露を通じた地域理解を深めるために、年に1回実施。今回、三消防団のほか、消防少年団、東京消防庁災害時支援ボランティア、大崎高校防災活動支援隊など、約500人が参加しました。
はじめに、荏原消防団第3分団が可搬ポンプ操法を披露しました。次に、首都直下地震を想定し、倒壊家屋に閉じ込められた人の救助や、応急処置の救助訓練を実施しました。最後に、通電火災により出火した建物に向かって、三消防団が一斉放水による消火活動を行いました。
合同点検を確認した東京消防庁の森住救急部長は「規律厳正、士気旺盛にして消火・救助・応急手当の活動力も高く、極めて良好でありました」と講評し「6月以降、地震や台風が猛威を振るい甚大な被害が発生しました。今後、自然災害の被害を最小限に抑えるためには、地域防災力の要である消防団の活動が不可欠です。引き続き消防団の活動環境の充実を図っていきます」とあいさつ。
続いて、来賓を代表し濱野区長は「皆様は、生業のかたわら地道に訓練を重ね、火急の際には、消防・救急活動に精を出していただき、感謝と敬意を表します」とし、「最近、大きな災害が次々に起きており、油断は禁物です。今後も、各地域において活動を重ね、品川区を守っていただきたい」とあいさつしました。