日本音楽高等学校と区立保育園の交流

更新日:平成30年11月21日

保育園児と高校生の交流


舞台と客席が一体となって パネルシアターのフィナーレ 高校生のダンスを鑑賞


演技に見入る園児たち クラリネット三重奏 弦楽アンサンブル

 日本音楽高等学校(豊町2-16-12)と区立保育園との交流が平成30年11月21日(水)、同校三浦記念ホールで行われました。

 これは、園児たちが、専門的に音楽や幼児教育などを学んでいる高校生によるステージを生で鑑賞することにより、感動を覚え心情や表現力が豊かになると同時に、将来、保育士や幼稚園の先生などを目指す高校生たちが、幼児との人間的ふれあいを通して保育者としての心構えを学ぶとともに、豊かな人間性を育てることを目的として、今回初めて実施したものです。

 交流事業に参加したのは、区立保育園8園(品川・大井・ゆたか・三ツ木・西品川・二葉・南ゆたか・大井倉田)の4歳児・5歳児と保護者約200人、そして、日本音楽高等学校の幼児教育コースと音楽コースに学ぶ高校生約40人です。

 最初、幼児教育コースの生徒によるパネルシアター「はらぺこあおむし」と、ダンス「ドレミの歌」が演じられました。「はらぺこあおむし」では、客席の園児たちは音楽に合わせて変化するパネルにじっと見入り、途中、園児たちは生徒たちと一緒に振り付けに合わせて手をたたいたり、大きく手を上げるなど、舞台と客席が一体となって盛り上がりました。
 続いて、音楽コースの生徒のクラリネット三重奏と弦楽アンサンブルが演じられました。

 最後には、参加した生徒全員が舞台に勢揃いすると、園児たち全員が自席に立ち、御礼の歌「さんぽ」を大きな声で披露して交流事業は幕を閉じました。
 交流事業に参加した園児は、「楽しかった。踊りが格好よかった。今度は一緒に踊りたい」と話していました。