清水台小学校6年生が”子ども学芸員”に挑戦

更新日:平成30年12月1日

来場者に作品の説明をする児童
 一緒に作品を見上げる児童 指をさしながら作品のポイントを伝える 笑顔で来場者と談笑する児童
 真剣に作品の紹介をする 作品の前で談笑 来場者の質問に回答を考える児童
 さいかち学級の作品を説明する児童 たくさんの記載がある学芸員ノート 多くの来場者でにぎわう会場

 学校で行われる図工・家庭科作品の展覧会において、児童が来場者をおもてなしする”子ども学芸員”の活動が、平成30年12月1日(土)に区立清水台小学校(旗の台1-11-17)で初めて実施されました。

 この活動は、全校児童が制作した図工・家庭科の作品を展示する展覧会で、6年生がそれぞれ担当する学年を持ち、”子ども学芸員”として来場者に対して作品を解説するというもの。6年生は2週間前から、自分の担当学年の作品について勉強・取材を行い、作品のポイントや制作者の思いをまとめた「学芸員ノート」を1人1冊ずつ作り、それを手にしながら、おもてなしを実践しました。
 ただ、驚くべきことに子ども学芸員たちはノートにまとめてある内容はほとんど記憶していて、来場者の質問に対し、ノートを見ることなくすらすらと答えていました。

 同校では、人と人とが直接触れ合うことで豊かな人間性を育む”ふれあい教育”を推進しており、今回の活動もその一環として行われました。この活動を取り入れた高橋 壯昌校長は、この日の6年生の活動を見て「6年生は各学年の作品のテーマ・ねらい・材料などをしっかり勉強してきましたし、取材もたくさん行いました。学芸員として一生懸命、作品制作者の思いを伝えようとしている姿がとてもうれしい」と笑顔を見せていました。

 ”子ども学芸員”の活動を終えた児童は「人前に出たり自分から話すことが苦手でしたが、自分の担当した学年の代表として、その子たちの思いをしっかりと伝えなければと思い、頑張りました。いい経験ができたと思います」と話していました。