インドネシア共和国政府行政改革省が品川区を視察

更新日:平成30年12月4日

品川区を訪れたインドネシア共和国の皆さん

団長のアンドリナさん 品川区行政を説明する柏原参事 話を聞き入るインドネシア共和国の皆さん

最後に全員で記念撮影

 インドネシア共和国政府行政改革省代表団および同大使館参事官ら8人が、平成30年12月4日(火)、品川区を訪れ、「地方政府が公共サービス政策をどのように担っているか」「災害から市民の安全を守るための品川区行政について」などについて意見交換を行いました。

 インドネシアは日本と同じく島国で、17,000以上の島々があります。また、環太平洋火山帯の一部を構成し火山が多いことや、本年6月にはロンボク島で、9月にはスラウェシ島で大地震が発生し、大きな被害を受けたことなど、日本に近似する点が多くあります。そして、大使館が東五反田五丁目にあることから、この日の品川区への訪問となったものです。

 最初に柏原企画部参事が、品川区PR冊子「つなごう 品川」(英語版)などを資料に品川区の概要を説明しました。特に品川区では、「子育て・教育/健康・福祉」「安全・安心のまちづくり」に力を入れていることを紹介しました。

 代表団のノフィアナ・アンドリナ団長は、「公共サービスについて、品川区の行政の実情を学び、それをインドネシアで広めていきたい」とあいさつ。続いて質疑応答となり、主に教育問題や防災対策などについて多くの質問が出されました。

 防災対策に関して、行政と地域との関係で一番大切なことは、災害時にそれぞれの役割をしっかり認識しておくことであり、そのために日頃から防災訓練などを通じて準備をしておくことが重要であるとの説明に、インドネシアの皆さんは熱心に聞き入っていました。