魅力発信ワークショップ「Discover SHINAGAWA」成果発表会 開催

更新日:平成30年12月12日



  
  
  
  

 品川区魅力発信ワークショップ「Discover SHINAGAWA」の成果発表会が平成30年12月8日(土)、立正大学品川キャンパス(大崎4-2-16)で開催されました。

 このワークショップは、シティプロモーションの主役である区民などと共に、今ある魅力を磨き上げるアイデアと、新たな魅力を掘り起すアイデアを募るとともに、意見や考えを共有することで、参加者に区への愛着や誇りを深めてもらうことが目的。プレゼンテーションに向けて、参加者たちは10月6日(土)のオリエンテーションを皮切りに、10月27日(土)、11月24日(土)、25日(日)のグループワークを通してアイデアを作り上げてきました。

 開会に先立ち、桑村副区長が「皆さまの発表を大変楽しみにしております。今後の事業の参考にさせていただきたい」とあいさつ。また、このワークショップを通してファシリテーターを務めた、バリュー・クリエーション・サービス代表取締役の佐藤真一氏は、「初日はやや緊張気味でしたが、徐々に楽しみながら取り組む姿が見られました。今日はぜひ頑張ってください」と期待を込めてエールを送りました。

 プレゼンテーションは6グループに分かれて実施。持ち時間10分で、各グループが5人の審査委員と観客を前にユニークなアイデアを発表しました。

 最優秀賞に輝いたのは、チーム「nori nori プロジェクト」が発表した「品川海苔 大復活プロジェクト」。品川で海苔の養殖を復活させ、新たな観光誘致の起爆剤にすることを目標にしたアイデア。さらに観客による投票で決定する「オーディエンス賞」も獲得し、見事ダブル受賞となりました。
 
 審査委員長を務めた立正大学の浅岡隆裕准教授は、「海苔プロジェクトはストーリーが優れていて、先の展開が見えました」と評価のポイントを挙げ、受賞を讃えると「nori nori プロジェクト」リーダーの遠藤さんは、「かつて海苔の養殖場であった品川浦と高層ビルのコントラストが好きで、アイデアが浮かびました。品川の魅力が発信できるよう、このアイデアを形にしていければと思います」と喜びを語りました。