女子柔道金メダリスト 谷本歩実さんが芳水小学校に来校

更新日:平成30年12月18日

子どもたちに語り掛ける谷本さん
講演のようす 代表児童に夢を発表してもらう 金メダルを触らせてもらう子どもたち
柔道の実技指導をする谷本さん 模擬オリンピックで児童と組手 バランス感覚のトレーニングを指導
6年生のクラスごとに記念撮影 オープニングで投げられる芳水小の先生 全員で記念撮影

 女子柔道(63キロ級)の金メダリスト 谷本歩実さんが平成30年12月18日(火)に区立芳水小学校(大崎3-12-22)を訪れ、講話と柔道の実技指導を行いました。

 今回の交流は、オリンピック・パラリンピック教育の一環として実施。児童が、オリンピアンやパラリンピアンなどと触れ合うことにより、オリンピック・パラリンピックの理念や価値を理解し、スポーツへの関心を高め、夢に向かって努力したり困難を克服したりする意欲を培い、進んで平和な社会や共生社会の実現に貢献できるようにすることが目的です。

 2004年のアテネオリンピック・2008年の北京オリンピックで2大会連続金メダルを獲得した谷本さんは現在、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を務めており、東京2020大会を盛り上げるための様々な取り組みに尽力されています。
 
 全校児童を対象とした講演では、谷本さんは繰り返し子どもたちに夢をもつことの大切さを訴えました。「辛いときや苦しいときに、夢が自分を支えてくれる。夢は頑張る原動力になる。みんなも好きなことを見つけて、それを自分の夢につなげてほしい」と笑顔で話しかけると、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
 また、アテネオリンピック・北京オリンピックで獲得した金メダルを全校児童が触らせてもらいました。金メダルの感触を楽しんだ子どもたちは「思っていたより硬かった」「すっごいきれいだった」と興奮した様子で感想を話していました。

 講演の後は、6年生を対象にした柔道の実技指導です。柔道着に着替えた子どもたちへ、柔道に必要なバランス感覚を養うトレーニングや、受け身を指導。最後には谷本さんと代表児童による"オリンピックの模擬試合"を行いました。審判役・アナウンサー役も割り振られ、選手役となった児童を全員で一生懸命応援していました。