義足のダンサー大前光市 ダンス&トークショー開催

更新日:平成30年1月26日

ダンスによる義足の使い分けを説明
ダンスパフォーマンス着ぐるみを着て登場し会場を沸かせた観客を舞台に呼んで義足を説明観客と握手をし言葉を交わす大前氏義足について説明する大前氏ブラインドサッカー応援競技マスコットキャラクターやたたまと記念撮影
~パラリンピック啓発講演会~

 品川区と(公財)品川区スポーツ協会は平成30年1月26日(金)、大前光市ダンス&トークショー「POSSIBLE!!~常識を超えていけ~」をスクエア荏原(荏原4-5-28)で開催し、定員362人の会場は大いににぎわいました。

 これは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて区内の機運醸成を高め、より多くの人に障害者スポーツに興味・関心を持ってもらうことが目的。定員を超える応募により、抽選となる人気でした。

 大前氏は、リオパラリンピック閉会式でダンスパフォーマンスを行い、世界に感動を与えた片足が義足のダンサー。今回のステージでは同氏とアーティスト集団Alphact(アルファクト)によるダンスパフォーマンスで観客を魅了しました。

 トークショーでは、大前氏がダンスの道に進んだきっかけや、片足を失ったことを受け入れるまでのこと、仲間との出会いによって自分らしいダンスを見つけていったことなどが語られました。

 小学生の女の子は「ダンスで自分を表現しているのがすごいと思いました」と感激した様子でした。夫婦で訪れたという男性は「前向きな姿勢に感動しました。元気をもらいました」と笑顔で話していました。