第一日野小学校で「命を守る」特別授業

更新日:平成30年2月8日

「とべない小鳥」でスタート
シンガーソングライターの小川沙綾佳さんブルースギタリスト高谷 秀司さん作文「天使がくれた飴ちゃん」朗読再チャレンジ東京の平林 朋紀 理事長特別授業を受ける子どもたちミネラルをとることの大切さを説明講師の質問に手をあげ答える子どもたち子どもの心と健康を守る会の国光 美佳 代表橋本校長のお話
「命を守る」特別授業が平成30年2月8日(木)、第一日野小学校(西五反田6-5-32)で市民科の授業として行われ、3・4年生190人が命の大切さなどを学びました。

 この特別授業は、自殺問題を引き起こす原因の一つであり、社会問題にもなっている「いじめ」撲滅を目的とした東京都の自殺対策緊急強化事業で、特定非営利活動法人 再チャレンジ東京(平林 朋紀 理事長)が開催するものです。

 冒頭、橋本校長がアリーナに集まった子どもたちに「今日は“心の勉強”の総まとめとなります。しっかりと学びましょう」と話しました。
 
 授業は、シンガーソングライターの小川沙綾佳さんがブルースギタリスト高谷 秀司さんの演奏にあわせて歌う「とべない小鳥」でスタートしました。この曲は、「いじめを受けている子ども・いじめをしている子ども・いじめを見て見ぬふりをする子ども」の三者の立場を歌詞にしたもの。
 続いて、小川さんが作文「天使がくれた飴ちゃん」を朗読。学校でいじめを受け自殺を覚悟した高校生が、偶然出会ったおばあさんとの交流をきっかけに立ち直ったという作品で、子どもたちは真剣な面持ちで聞き入っていました。

 次に、平林 理事長と子どもの心と健康を守る会の国光 美佳 代表が、食べることの大切さを、食べ物の好き嫌いが多く心が不安定になってしまった小学2年生児童の話を交え紹介。子どもたちは「心が元気になるミネラルを含んだごはんをきちんと食べましょう」とのメッセージをしっかりと受けとめていました。