少し英語通じます@武蔵小山商店街

更新日:平成30年3月22日

傘屋での出張講座
履物屋での講座手作りジェラート店で出前講座豆腐・大豆直売店で出前講座ホビー店での出前講座20180322-5
武蔵小山商店街で平成30年3月22日(木)、「英語少し通じます商店街プロジェクト」を実施し、6店舗で英語による接客に挑みました。

 平成26年に始まったこのプロジェクトは、東京2020大会開催に向けてスタートした“おもてなし”事業で、商店街の店員が流暢な英会話を習得するのではなく“少し”の英語に“おもてなし”の気持ちを込め、地域全体で外国人観光客を積極的に受け入れる雰囲気を作り上げることを目的とした出張型英会話講座。一般的な英会話講座でなくオーダーメイドで内容を作成するため、参加した店舗や従業員にとって貴重な実践の場となっています。これまでに、7エリア12商店街53店舗が参加しています。

 今回、参加したのは、武蔵小山駅前から延びる800メートルのアーケードが特徴のパルム商店街。傘屋、手作りジェラート店、豆腐・大豆製品直売店、ホビー店、花屋、履物店の店主・従業員がそれぞれ英語での接客に挑戦しました。

 同商店街には、外国人の買い物客が来店する機会が増えているとのことで、参加者は「この商品を言い表す単語は?」「この場面で、この単語を使うのは正しい?」など、疑問に思っていたことなどを積極的に外国人講師に質問し、熱心にメモを取っていました。

 手作りジェラート店の竹内さんは、「今まで習ってきた英語は文法中心で、実際にお客さんを相手にするとあまり役に立たない。今回、接客に即した単語、表現の仕方を教えてもらったので、早速役立たせていただきます」と笑顔で話し、履物店では小学校2年生の孫娘が、外国人講師相手に接客する祖母の様子を後ろから興味津々にのぞき込んでいました。