令和元年度 しながわ防災学校「防災区民組織コース」修了式

更新日:令和元年9月1日

修了証書授与の様子

区長あいさつ 荏原消防署長あいさつ 品川区防災協議会会長あいさつ

修了証書授与の様子 修了証書授与の様子 参加者の様子

講演の様子 講演の様子 メモを取る参加者

  「しながわ防災学校 防災区民組織コース」の修了式が令和元年9月1日(日)、区役所災害対策本部室で開催されました。

 防災に関する各種研修をまとめて「学校」に見立てた「しながわ防災学校」は、地域の防災活動の中心となる「しながわ防災リーダー」の育成が目的。例年、防災区民組織・事業者・区民等を対象にした研修コースの他、テーマ型研修の「防災カフェ」、現地での実践型の「地域実践コース」の計5コースを設定し、座学やワークショップで学びます。

 今年度、ベーシックコースとステップアップコースを通じて、災害対応に必要な基礎知識にはじまり、避難所開設・運営の課題や対策、地域で取り組む被災者支援対策などを学んだ修了生は46人です。

 この日、修了式に参加したのは17人。品川区防災協議会の各地区の協議会会長らが見守る中、濱野区長が代表5人に修了証を手渡し、「防災対策には、準備と心構え、生活の中における備えが大事です。防災リーダーとして地域の皆さんに備えや安全などについて指導的立場を図っていただければ幸いです。力を合わせて品川を守っていきましょう」とあいさつしました。

 続いて 来賓を代表し、八潮地区協議会 本間 譲会長が「防災で培った知識を、知恵に変えてそれぞれの地域の実情に合わせて活動してください」と挨拶し、荏原消防署 今村 秀行署長が「地域の防災―リーダーとして、住民をひっぱり品川区の地域防災力の向上に貢献していただければと思います」あいさつしました。

 また、修了式を記念し、(一社)福祉防災コミュニティ協会代表理事の鍵屋 一さんが″みんなで高める地域防災力~高齢社会の防災と福祉~”をテーマに東日本大震災や熊本地震を事例にあげ講演しました。
 参加者は、メモを取りながら最後まで集中して聞き入っていました。